在庫は最大の投資、適正在庫で効率の良い経営を実現

質問です!

一般的な企業にとって、在庫とはどんな存在でしょうか?

在庫を資産(BS:貸借対照表)と投資(PL:損益計算書)の観点からみて、その存在感を確かめてみました。

在庫が財務に占める割合
出所:財政金融統計月報第811号 (法人企業統計年報特集(平成30年度)

在庫は資産としても投資としても会社にとって大きな存在

まず、資産という観点からみると、

在庫(棚卸資産)は、流動資産のうち、現金・預金の次に大きな金額を占める2番目に大きな資産です。

次に日常的な投資という観点からみると、

売上高に対して、仕入れ・生産(売上原価)は、実に70~80%を占めておりダントツ1位です。

日常的な投資である販管費の3~4倍もの金額を使っています。

在庫をコントロールできれば、資金繰り(キャッシュフロー)は楽になり、

無駄が減り利益がでる企業になります。

在庫管理の改善は企業の最優先課題の一つ

上記で見たように、在庫は企業経営にとって、とても大きな存在を占めている課題といえます。

しかし、多くの企業では目の前の売上にこだわったり、過度に欠品を恐れており、在庫金額が積みあがっている

事が多いです。最も重要な経営資源のひとつである「現金」を在庫として寝かせています。

在庫は基本的に仕入れた単価で計上されています。

しかし、年月が経つと、品質の劣化や流行の遅れ等で、在庫として持っていても「売れない・使えない」状態になります。

在庫は原則付加価値を生み出すための原動力(商品として販売、または製品の原材料として使用)です。

「売れない・使えない」在庫は、資産価値としては皆無、むしろマイナスで、究極的に言えば資産ではないといえます。

過剰・不良在庫は資産ではない

マイナスといえる理由は主に3つあります。

  1. 保管場所が必要(保管にはお金がかかる)
  2. 人件費がかかる(移動やほかの在庫を探す手間が増える)
  3. 廃棄代

1と2は、在庫を持ち続けている限りかかり続けるものです。

3は廃棄するときに業者に支払う費用の他、事務手続きや運び出しなど社内の人件費もかかります。

「いつか売れる」、「捨てるはもったいない」は無駄な経費を増大させる要因です。

適正在庫で効率の良い経営を実現する

在庫管理を後回しにすると、徐々に問題が積みあがります。

長年積みあがった問題を短期間で解消するのは難しいです。

不良・過剰在庫が出ないように在庫をコントロールして適正在庫を維持しなければなりません。

そのためにはまず適正在庫とは何か、自社の適正在庫を知りましょう。

適正在庫=需要予測ではない

適正在庫といえば、需要予測が必要なのでは・・・?

と考える方は多いのではないでしょうか。

確かに需要が正確に読めれば、需要予測は適正在庫実現への大きな武器になります。

しかし需要予測は、過去の実績や現象を積み上げて算出するものです。

  • 需要予測をするためのデータの蓄積
  • 実需とその時起きた現象の関係の検証

が少なくとも必要です。

データがそろったとしても、例えば状況が変われば構築した需要予測モデルは

通用しません。例えば、

  • 販売する客層を増やしたり、変えたりした
  • 店頭売りだけではなく、オンラインでも売り始めた

など、過去に例のないことを実施すればまたやり直しです。

中小企業のための適正在庫は需要予測を使わない

大手企業であれば、高度な知識を持つ人材を高給で雇って、専門部署を設けることも可能です。

しかし、中小企業は資金も人材も限られます。

私の提案する適正在庫は、需要予測を使わずに適正在庫を実現する方法です。

こちらのページで詳しく解説しています。

適正在庫とは?

上記のページを見てもどうしてもわからない。直接教えてほしいという方向けに、

在庫管理セミナーで適正在庫の求め方、在庫改善の取り組み方法をお伝えしています。

在庫管理セミナーの内容と日程

適正在庫の実現のためにまず必要なもの

適正在庫の実現で最も効果的な投資は何だと思いますか?

それは在庫管理システムへの投資です。

販売管理システムの在庫管理機能を流用している企業が多いですが、

残念ながら適正在庫の実現には物足りません。

また、製造業の場合は、仕掛品の管理が適正在庫を決める

大きな要素になるので、生産管理システムの導入を検討しても良いでしょう。

在庫管理110番も在庫管理システムを提供しています。

【在庫管理110番の「成長する在庫管理システム」とは】

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在庫管理に関するご相談、適正在庫の目指し方など、在庫管理に関することは

何でも在庫管理110番にご相談ください。