小売業の不良在庫を発生させない仕組みの作り方

今回ご紹介するのは、私が開発した仕入・販売計画を改善するエクセル表です。
これは、商品計画を立てる時の必須項目を入れるだけで、適正DC納入数量と
生産性の指標(在庫回転率、GMROI(商品投下資本粗利益率)、キャッシュフロー)を可視化できます。

実際にこの表を使って改善を推進、不良在庫を発生させない仕組みを作り、
数十億円規模のキャッシュフローを改善した実績があります。

仕入れ販売計画ナビシート開発までの経緯

まず、各部門毎の独自基準だった在庫を統一基準で再計測・可視化・公開。
解決すべき課題を明確化。
これによって、今まではわからなかった問題のある商品への具体的な対応や
優先度が見える化され、関連部門との協働が可能になった。
その結果、これまでの不良在庫の量はほぼ問題とならないレベルにまで減少した。

不良在庫は生まれ続ける

しかし、ある一定の期間を経て不良在庫量を計測すると、
期待とは裏腹に総額が減っていない事を発見。
この原因は、新たな不良在庫が生まれているということでした。
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既存の不良在庫を懸命に減らしている間にも、新たに仕入れた商品の中で、新たに不良在庫が発生していく、というメカニズム、 つまり、不良在庫発生の原因は仕入れにあった、という、それまで目を向けていなかった事実を発見しました。

そこで、新たに取り組んだ事が

新しい不良在庫を発生させない仕組みを作る

ということでした。
この新たな課題に関して、トップマネジメントの承認を得て、
仕入れ部門、輸入部門、補充部門、倉庫管理部門など関連する部署を
巻き込んだクロスファンクションのチーム編成

その際に改善のPDCAサイクルを回すために
私が開発したのが、仕入販売計画の自動試算ツールである「仕入れ販売計画ナビシート」です。

このツールは、自らの長年の経験や周辺部門のニーズを取り入れた
まさに仕入・販売計画の知見が詰まったとても使い易いシミュレーションツールです。

仕入れ販売計画ナビシートをチーム内で導入後、巨大な危険仕入れを事前に
抑制する事や、反面非常に有望な商品の仕入れを拡大する事等が可能となった。

この活動を通じ、活動成果は、不良在庫の一掃。さらに、全社的備蓄在庫は半減以下(数十億円規模)となりキャシュフローの大幅改善にも貢献。

仕入・調達業務は専門職的イメージが強いため、”餅は餅屋”会社としても仕入・調達担当部門に任せきっていませんか。
重要な事は、その仕入/販売計画が本当に正しいのか、在庫の本籍地を誰でもが認識できる事だと思います。

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