在庫は日数で管理する

在庫管理の方法は、次の3つがあります。

  • 金額
  • 数量
  • 日数

それぞれの特徴と使い分けを解説します。

金額による在庫管理

金額による在庫管理は、経営的・社会的な側面が
大きいのが特徴です。
工場で在庫削減プロジェクトをやる場合も、
ABC分析で、金額×数量が最も大きな在庫を対象に
することが多いです。

また、決算書から棚卸資産として在庫金額は読み取る
ことができるので、銀行や投資家から評価を受ける指
標にもなります。

しかし、実際の現場では金額での在庫管理はとても
難しいのが普通です。なぜなら、金額では現品管理
できないからです。

ただ、金額の高い在庫は重点管理をしなければ
いけないことに変わりはありません。

数量による在庫管理

金額による在庫管理が経営的・社会的ならば、数量に
よる在庫管理は実務的であると言えます。

部品Aの在庫が10万円分あるという表現よりは、
部品Aの在庫が1000個あると言ったほうが現品と
一致しますので、とても分かりやすくなります。

しかし、数量による管理は「ある問題」を抱えています。
その問題を解決するのが、次に解説する日数による在庫管理です。

日数による在庫管理

数量による在庫管理で問題になるのは、
次のような場合です。

部品Aが1000個、部品Bが20個あります。
どちらの方の在庫が工場にとって危機的な数量だと
思いますか?

この問いに答えるために必要なのが、日数です。
数量だけ見ると、部品Bのほうが危機的な数量の
ように見えます。
しかし、部品Aは1日に500個使い、部品Bは1日
に2個使うとすると、

部品Aの在庫は、2日分。
部品Bの在庫は、10日分。
ということになります。

数量では明らかに多い部品Aのほうが危機的な数量で
あることがわかります。

日数に換算することで、数量の大小の影響を受けず
比較が一律になるのが日数管理の最大のメリットです。

目の前にある在庫は、数量を数えなければいけませんが、
発注や在庫管理のうえでは、発注リードタイム
製造リードタイムなどと組み合わせて、日数に換算して、

在庫が○○日分ある。

という表現を使います。

こうすることで、在庫が多いのか少ないのかを
数量にとらわれずに判断することができます。

不良在庫を減らし利益が出る会社を作るために

在庫管理は100社あれば100通り。
他社の話を聞いても、「うちの会社とは違う」と
思うのは当然です。

自社に合った在庫管理をやるためには、
基礎的な考え方・知識をしっかりと理解して、
自社に応用する力を身につけなければいけません。

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在庫管理とは何か?
という根本に徹底的にこだわった内容で、
参加者からはシンプルで分かりやすいと
好評をいただいています。

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