在庫管理で不況に強い会社を作る

コロナ不況
今回のようなコロナウイルスによる出口の見えない不況で、
資金繰りにお困りの会社様は非常に多いと思います。

そんな時に、こんなことを思いませんか?

  • この在庫が現金だったらなぁ・・・
  • もっと少ない人数で効率よく作業ができたらなぁ・・・

平時における改革が非常時に生きてきます。
逆に平時における改革の遅れが非常時にツケとして回ってきます。
忙しい時には手が回らなかった在庫管理の改善・勉強を今始めませんか?

今やるべきことは、固定費を減らすこと、つまり、
売上を上げなくても出ていくコストを減らすことです。
資金繰りと経費削減が一度に実現できるのが、在庫管理です

不良・過剰・滞留在庫が会社を苦しめる!

倉庫にずっと眠っている在庫はありませんか?
とある会社では、在庫分析を実施してみたところ、
なんと在庫金額の80%以上が滞留在庫という衝撃的な事実が分かりました。

イメージとしてはこんな感じです。
滞留在庫

在庫日数は180日。つまり6か月分の在庫を持っています。
そして、この会社の在庫金額は販管費の4.8倍。
つまり在庫を抑えていれば、販管費(従業員の給料など)に
充当して、直近の資金繰りの危機を回避できたはずでした。

さらに、在庫管理コストは在庫金額の約15%ですから、
この会社の場合、3600万円が管理経費として消えている可能性が
高いです。

いかがでしょうか?
在庫が多いということは、
資金繰りも苦しいですし、経費も掛かります。

在庫管理でキャッシュフローと、生産性の悩みを同時に改善!

在庫管理をきちんと行えば、経営的にみると

  • 資金繰りが楽になる
  • 経費が減る

というメリットがあります。

在庫に関連する経費は、
在庫の保管場所ももちろんですが、在庫管理に関わる
従業員の時間も減らせます。
そうすれば、短い時間で少人数で、在庫管理が可能になります。

在庫管理に、いわゆる「倉庫の番人」のようなベテランさんが
いたりしますが、実は長年の技術や経験は一切不要です。

きちんと仕組みを作ればパート・アルバイトレベルでも
十分可能なものです。

在庫管理で売上を作ることができる?

今、売上の見込みを立てるのが非常に厳しい状況になっています。
売上が立てられないときはお金の流出を止めることが
先決です。

つまり経費削減が大きな効果を上げます。
たとえば、先ほどの会社が在庫を30%削減したとします。

  • 在庫金額は、168,000千円
  • 在庫管理費は、約25,200千円(在庫金額の15%)

この会社は、在庫管理費を10800千円削減
したことになります。

これを売上に換算すると、営業利益率は10%ですから、
108,000千円。
つまり1か月分くらいの売上に相当します。
そして、この在庫水準を管理してしっかりと維持すれば、
1年たてば1年分くらいの売上に相当します。

不況の時に在庫管理は大きな力を発揮します。

今こそ在庫管理に取り組みましょう

いつもは忙しい、時間が無いという理由で在庫管理が後回しに
なっていませんか?

売上が作るのが難しい、そして従業員が手持ち無沙汰になっている
今こそ、在庫管理に取り組む時です。

在庫管理の仕組みを作れば、
キャッシュフローと生産性向上の両方が一度に実現できます。

営業はやり続けなければいけませんが、仕組みは一度作って
しまえばずっと効果が継続します。

さらに、今しっかりと仕組みを作っておけば、
不況が終わったときに一気に楽になり、会社の
立て直しも早くなります。

会社の状況によって取り組むべきことが違います

ただ、在庫管理のレベルによってやれることと、やれないことが
あります。
在庫管理は管理技術なので、原理原則・取り組む順番があります。

大きく分かれるのは、在庫データの有無です。
在庫データとは、

  1. 現在の在庫数
  2. 入出庫の履歴
  3. 受発注の履歴

これら3つが、データとして保管されていること
が望ましいです。

在庫データのある会社

システムで在庫が管理されていて、
在庫データが2年分くらい蓄積できている会社が対象です。
そして、棚卸差異率が5%以下であればなおよいです。

5%を超えると在庫データの信頼性が低くなります。
ただし、10%程度であれば何とかなります。

それらのデータを使って、次の3つの分析を行います。

  • 在庫分析
  • 販売・出荷分析
  • 発注・仕入分析

無駄が見えてきますので、その無駄を省くと同時に、
管理の優先順位、基準化・標準化による作業の自動化・
省力化が可能になります。

在庫データの無い会社

3つの在庫データがない会社は、数値から客観的に判断
できないので、まず現場の整理・整頓から行います。
現場の中をしっかりと見るだけで、答えがある程度見えてきます。
そして、入出庫作業をきちんと行い、データをしっかりと貯めることです。
さらに、発注・仕入の管理を実施します。

今回をきっかけに、システムの導入を考えるのもよいでしょう。
IT補助金や小規模事業者持続化補助金を利用すれば、
コストを抑えてシステムの導入ができます。

不良在庫の処分

不良在庫の処分ですが、捨てる前に少しでもお金に変えませんか?
在庫データのある会社も、無い会社も少しばかりは
過剰・不良・滞留在庫が出てくると思います。
そういった在庫は思い切って処分しましょう。

もし、少しでもお金に変えたいということであれば、
販売するルートを探してみましょう。
恐らく、自社では調べきれないと思うので業者に
頼むのが一番良いです。

なお、弊社にも不良在庫の買取サービスである
「もったいないマッチング」があります。

在庫管理の教科書

在庫管理の教科書は、在庫管理アドバイザーの実務的な
ノウハウをまとめた教科書です。01~05がありそれぞれが
テーマに分かれています。

  • 在庫管理の教科書01「在庫管理を知る」
  • 在庫管理の教科書02「現品管理」
  • 在庫管理の教科書03「データ管理」
  • 在庫管理の教科書04「棚卸」
  • 在庫管理の教科書05「システム導入」

在庫管理ウェブセミナー

在庫管理セミナーがウェブで受講できるようになりました。
1000万円を削減した事例をもとに、経営的観点・実務的観点
から適正在庫のコツが見える内容です。
難しい数式や理論はないので、明日からすぐに取り組める内容になっています。

在庫管理無料相談

在庫管理のレベルを知りたい、今自社では何に取り組めばよいかを
知りたい、システムの導入に興味がある。など、
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