在庫管理システムの導入に失敗する会社の特徴

在庫管理システムの導入に失敗する会社には次のような
特徴があります。

業界の標準、導入実績No1が良いと思っている

導入実績を前面に出し、色んな所で使っていますよ!
というPRをしている在庫管理システムはとても多いです。
サイト内で口を酸っぱくして何度も言っていますように、在庫管理は
100社あれば100通り。
同じ業界でも他社と自社は違うのです。

導入をして成功した会社があるのは事実でしょう。
しかし、それが自社に合うかどうかはしっかりと見極めなくてはいけません。

私の相談を受けた会社は、ある世界的企業のシステムをつい最近
導入をしました。導入には数千万円の投資をしたそうです。

ですが、私がその会社の生産方法や在庫管理を聞く限り、構成も単純で、
階層も深くないのでそんな高価なシステムを入れる意味は無いと感じました。

事前に相談をしていただければ・・・
という想いで一杯です。

在庫管理システムが解決してくれると思っている

残念ですが、在庫管理システムは何も解決してくれません。
機械と同じで、人間がキチンと理解をして操作しないとまともに
動きません。

システムを導入した後に次のようなことが起こっています。

  • 倉庫の在庫が山積みに、必要な在庫はなぜか欠品に。大混乱に陥ってしまった
  • 在庫管理システムが持つ機能の20%しか使っていない
  • 在庫管理システムを使うのを止めてしまった

在庫管理システムはあくまでも道具です。
使い方をしっかりと知っている人が、
適切なやり方で、
ルールに基づいて使うこと。

これが一番大切です。

在庫管理システムの導入をスムーズに行うためのコンサルティングも
受け付けています。
詳しくはこちら

システムの事はシステム会社に任せれば良いと思っている

これも多い間違いですね。

この勘違いのために、初期値の設定をおろそかにしてしまい、
結果的に、異常な発注が出たり、注文がされなかったりするのです。

在庫管理システムには、必ずインプットとアプトプットがあります。

例えば、
3×20=??
答えは60です。

では、
3×○=60
3と○に入る数字は??と質問されると誰でも「20」と答えます。
当たり前ですが、誰も10や100と答えないですよね。

ですが在庫管理システムではこの問題が日常的にが起こります。
システムは全てインプットとアウトプットです。

何をしたら、結果がどうなるのか?
在庫管理システムを入れる人は、これを必ず理解しておかなければ
いけません。

プログラミングを知る必要なありません。
何をすれば、どういったことが起きるのか?

在庫管理を導入する会社はこのことを理解しなければいけません。

データベースの知識が皆無である

在庫管理システムは、データの集合体です。
例えば、商品コード。
今、100種類の商品を扱っているので、3桁(000-999)で商品コードを
設定したとしましょう。
もし、1000種類を超えるとどうなるのか?
3桁のコードでは足りなくなります。その瞬間に大混乱が起こります。

最低限のデータベースの知識が必要です。

システム開発会社の言うことを鵜呑みにしてしまう

在庫管理システムの事をあなたたちが知らないように、在庫管理システム
開発している会社もあなたの業務の事はしりません。在庫管理システムを開発
しているは、ほとんどの場合在庫管理の実務経験がありません。
彼らができるのは、システムの機能にクライアントを押し込むことであり、
システムの操作方法を教えることだけです。
なぜなら、システム会社はそれしか知らないからです。
「こうやらないとシステムが動きません」
「システムの言うとおりにやってください」

まるでシステムに使われているようです(笑
システムに合わせること=業務の無駄の削減と標準化
と言っていることが多いですが、しっかりとした見極めが必要です。

中小企業に取って、大切なのは他社に負けない自社の技術だったり
スピードです。

強みとムダを混同してはいけません。
強みを最大限に生かさないと、何の特徴もない企業に成り下がります。

自社の事を知らない

残念なことに、在庫管理システムを導入する会社は、自社分析が
できていません。
通常、運用開始の期日だけが決まっているので、無理やり運用開始
をしますが、自社分析ができていないと業務自体が止まってしまい
大変なことになってしまいます。

  • 自社はどんな情報を扱っていて、管理をしなければいけないかを分かっていますか?
  • 方法や作業の仕方が、担当者によって違っていたり属人化していませんか?
  • 3S(整理・整頓・清掃)はできていますか?
  • 在庫に伴う自社の情報の流れ、モノの流れは把握していますか?

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