在庫管理110番で取り扱っている在庫管理マニュアルは、
他では手に入らない完全オリジナルのマニュアルです。
在庫管理110番で取り扱っている在庫管理マニュアルは、
現在5つあります。
- 在庫管理で知っておくべき事
- 現品管理マニュアル
- 在庫管理で役立つエクセルと在庫分析の方法
- 適正在庫の定め方、見つけ方
- 在庫管理の物流
在庫管理は経験が必要
中小企業の工場では、生産管理や在庫管理の専門家がいません。
生産管理は、知識と共に経験がものを言う仕事です。
スペシャリストのいない工場では、何から手を付けていけば生産管理
の仕組みが構築できるのかが分からないはずです。
生産管理・在庫管理は、工場オペレーションの中枢です。判断や
対応方法を間違えると、ラインストップや余剰在庫につながりかねません。
新人時代に苦労した私に読ませたかった内容
私はアメリカに本社がある大手産業機械メーカーのグループ企業の生産管理部で
生産計画から調達、受注など生産管理業務一筋で約10年間担当しました。
今でこそ、在庫管理のスペシャリストとして活動をしていますが、
配属された当初は、「引当」という言葉すら知らず、右も左も分からないような状態で
とても苦労しました。発注を間違えて生産ラインを止めかけたこともたくさんあります。
今回制作した在庫管理マニュアルは、私が新人時代に知っておけばもっと苦労せずに
済んだはず。というものに絞っています。
生産管理、在庫管理担当者、そして中小企業の経営者や工場長であれば、知ってお
くべき知識ばかりです。
一般書は机上論ばかり
生産管理、在庫管理の本は書店にたくさんあります。
主に中小企業診断士が執筆している本が多いです。私も新人時代に勉強のために
いくつか本を読みましたが、イマイチ実務に使えるものが少なかったように思います。
中小企業診断士の資格保有者は、銀行やシステム会社の出身者が多いです。
試験の中に運営管理という科目が
あり、その中に生産管理概論という項目運営管理という科目があり、その中に
生産管理概論という項目があります。
中小企業診断士は知識として、生産管理を学んでいます。
しかし、残念なことに実務を知らないのです。
そのため、自分自身の経験を伴わない受け売りで実務上では
生かしにくい知識の内容の本になってしまいます。
10年の経験を詰め込んだ実務に即したマニュアル
私は、工場で生産管理、在庫管理にずっと携わってきました。
実務を経験したからこそ、現場の苦労が分かります。
本書には、私が約10年間の経験から学んだ在庫管理の実務に
必要な事をギュッとまとめています。
現場で本当に必要で、実務に即生かせるように考えています。
在庫管理をマスターするメリット
中小企業の工場はいつも戦場のように大変です。
日々、納期調整に追われ、現場の進捗管理に追われ、現場を走り
回っているような状況は真の生産管理とは言えません。
常にMAXの状態で仕事を続けていると小さなミスが積み重なり、
いつかは大きなミスにつながります。
本マニュアルで目指しているのは、
80%の力で工場のオペレーションができること
です。
余力を持つ事はとても重要です。
余力になる20%は、平時では工場をよりよくする開発や営業、
改善活動にあてて、トラブルや顧客
からの緊急要求に対応する余力にできることを目指します。
会社としてのメリット
在庫管理にきちんと取り組むと利益が上がります。
残業が減るので、割増しの人件費を支払わなくて
よくなります。
社員を大切にする会社として評判になり、優秀な人材の採用も有利になります。
顧客対応力があがるので、顧客からの信頼も厚くなり、売上
にも貢献します。
担当者としてのメリット
現場を走り回るような忙しさは無くなり、時間に余裕ができるので、
残業が減り、家族や恋人との時間を作れるようになります。