- 仕入れすぎの過剰在庫・滞留在庫で資金繰りにいつも困っている
- 売れ残りの値引き販売が多く、思ったような利益が出せていない
- 仕入計画数が適正量か分からない
- 仕入れに明確なルールが無く、ベテランバイヤーの経験と勘任せになっている
- 業務多忙で、仕入計画の検討に時間がかけられていない
- 仕入計画は立案するが、修正計画は面倒で作りたくない
- 仕入れ計画作成において商品毎の生産性計算が苦手
- 人手不足なので、新人バイヤーの教育が進んでおらず、急務だと感じている
不良在庫の削減、キャッシュフローの改善、バイヤー教育の効率化の3つが実現
- キャッシュフローを分かりやすく見える化でき、儲からない仕入れが具体的に分かる
- KPIを統一できるので、仕入商品や在庫商品の評価の透明性を実現できる
- 仕入商品の候補や商品拡縮の優劣や優先度が分かる
- 仕入担当者の経験と勘に基づく既成の考え方に頼らず、誰でもあるべき仕入販売計画が立てられるようになる
- 商品の適正な仕入れ量とタイミングが分かる
- タイムリーに過剰な仕入れを修正でき、かつ不良在庫発生を防止できる
- 仕入に関する煩雑な計算を自動化し、仕入担当者の時間、労力を削減できる
80億円の在庫を約70%削減した考え方とノウハウが学べます
このセミナーでは、在庫削減プロジェクトで、80億円の在庫を25億円(なんと70%!も削減)にしたノウハウと考え方をお伝えします。
不良在庫の生まれやすい原因は、仕入れ計画にあり!
従来の仕入計画の立て方では、不良在庫が生まれて当然です。
不良在庫が生まれやすい仕入計画の背景には、次の2点の重視がありました。
- 会社から要求される最重要課題は売上高の拡大であること
- 利益高拡大の手段として値入率の向上が必須とされていること
しかし、ここに大きな盲点があったのです。
計画通りの売り上げや利益高が実現できても、手元に現金が残らない、あるいは大量の不良在庫が残る様なリスクが見過ごされていたのです。
つまり、値入率や利益高見込みではなく、仕入れの量やタイミング次第でその計画自体が良くも悪くもなる、という事実です。こういった計画に対する判断ミスの積み重ねが膨大な在庫へとつながっていきます。
仕入れ販売計画の改革で不良在庫を一掃してキャッシュフローを改善
一度発生した不良在庫は、値下げ販売や廃棄など身銭を切って減らすしかありませんが、その裏側で次の不良在庫が次々と新たに発生するので、減ることはありません。 悪循環を断ち切るためには、根本から変えないといけません。 つまり仕入れの段階で過剰仕入れの防止策を講じる必要があります。 そこで、重要なのが仕入れ計画の改善です
従来の仕入・販売計画を作成するプロセスの問題点
私は、現場にいたからこそ分かります。
従来の仕入れや販売計画の作成は、上層部から与えられた売上高と利益高の達成を必須課題とし、バイヤーの長年の知識と経験、それに基づく勘やバイヤー自身のセンスに大きく頼っています。
しかし、そうして作られた仕入れ販売計画は、理想的でベストな状態を想定して作られているため、計画通りにいかず、不良在庫となるものも多く発生してしまいます。
結果的に、値下げや廃棄をせざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。
仕入販売計画ナビシートで最適な仕入販売計画を立案できる!
私は、不良在庫が増え続ける悪循環を断ち切るために、会社から不良在庫の削減、予防に歯止めをかけるため、「在庫削減プロジェクト」のリーダーを任されました。
当初は、何の知識もなかったため、改善の悩みを解決する手がかりを何とか見つけようと、
ベテランバイヤー、上司、コンサルタント、MBA保持者、書籍等・・・
様々なところから情報を集めていました。しかし、
やはりベテランバイヤーと上司は勘と経験のみ、コンサルタント・MBA保持者・文献は、現場とはかけ離れた理論・理想ばかり・・・
不良在庫の削減にはいかせる内容はありませんでした。
仕入販売計画ナビシートを開発
そこで、私自身のバイヤー経験で培った「暗黙知」となっていた判断材料や判断軸をエクセルに落とし込み、細かい調整を繰り返して、経験と勘に頼らなくても適正仕入計画が策定できる仕入販売計画ナビシートを開発しました。
現場にいる多忙なバイヤーには一つ一つ計算する時間はありません。もちろん、教育する時間もありません。
私が開発のために留意したのは、次のことです。
- 勘と経験に頼らずに仕入販売計画を立てられるようにすること
- 不良在庫にならない適正仕入数が分かるようにすること
- 重要な指標を自動計算できるようにすること
- キャッシュフローをあらかじめ予測できるようにすること
- 数字だけではなく、ビジュアルで一目でわかるようにすること
- 手間なく簡単にシュミレーションをできること
高価で複雑な専用のシステムは不要で、エクセルだけで動く画期的なシステムです。
仕入販売計画ナビシートの3つの特徴と12の機能
仕入販売計画ナビシートは、忙しすぎるバイヤーに代わって、最も時間がかかって面倒な販売計画を自動で計算してナビゲートします。
3つの特長
- 使いやすい:エクセルなので特別なプログラムを使う必要が無い
- 漏れが無い:経験の浅いバイヤーでも11項目を入力するだけ適切な仕入販売計画が作成できる
- 分かりやすい:販売見込み数や原価・売価等のインプットを変えてシュミュレーションができる
12の機能
仕入販売計画を立てるために必要な12の機能を装備しています。
- 時系列在庫の見込みや販売見込み数が分かる
- 複数の候補アイテムの比較
- 不採算候補商品の仕入れ阻止または修正指示
- 優良見込み商品への仕入れ原資配分拡大
- 追加仕入のタイミングと量の最適自動計算
- 売り切り商品と継続商品の効率検証
- 販売数量見込みの変化に応じた最適仕入れ量の自動計算
- 値下げのタイミングと幅による見込みシミュレーション
- 在庫回転率の自動計算
- 差益高見込の自動計算
- GMROの自動計算
- キャッシュフロー概算の自動計算
セミナーの中では、各種数値の読み取り方を解説します。
バイヤーの経験と勘に頼らなくても、適切な仕入計画が立てられる
通常の販売計画は、ベテランのこれまでの勘と経験に頼るところが大きく、私もその一人でした。
しかし、ベテランだけに頼っていたら、数千、数万とある商品全てに手が回りません。
そこで、仕入販売計画ナビシートの登場です。
仕入販売計画ナビシートを使えば、若手社員も即戦力になります。
数千・数万という膨大な商品があったとしても、スピーディかつ丁寧に仕入れ計画を立案できるようになります。
しかも、使ったのはエクセルのみです。需要予測などの高度なシステムは一切不要です。
仕入販売計画ナビシートは、必要な数値を入力すれば良いだけです。
仕入販売計画の立案に必要な指標が自動で計算され、シュミュレーション結果は、グラフとしてビジュアルで結果がすぐに分かります。
あなたは「バイヤーは多くの経験を積まないと仕入販売計画が作れない」というのが、業界の常識だと思っていませんか?
しかし、ベテラン・経験重視の仕入れ販売が、会社に適切な利益をもたらさない一因です。KKD(経験・勘・度胸)から脱しなければ、この問題は永遠に解決しません。
私自身が、仕入販売計画にはKKDが不要ということを身をもって経験しています。
仕入販売計画ナビシートを使えば、資金効率を踏まえた適正で現実的な仕入販売計画を立案できるようになるので、ぜひご活用していただきたいと考えています。
【ケーススタディ】あなたが仕入責任者ならどんなアドバイスをしますか?
バイヤーの田中さんは3月から店舗販売をしたい缶詰の仕入れを計画しています。
売価を100円、100店舗で展開して、1日に1000個の販売する見込みです。
仕入計画を2つ考えていますが一長一短です。
田中さんはどちらが良いかが判断できず、とても悩んでいます。
計画案その1(一括発注)
1年分+@で400,000個を一括発注する。
サプライヤーからは、一括の発注であれば、店頭原価1個当り50円という破格の提案を受けました。
缶詰は、消費期限も長く安定して売れる商品です。しかも、一括発注によって、利幅も大きく、仕入れコストも低減できる。
計画案その2(分割発注)
MOQを100,000個で発注する。
田中さんは、過去に一括発注で、大量に商品を余らせた苦い思いをした経験がありました。
そのため、分納についてサプライヤーと商談をしたところ、MOQを100,000個にすることができるという事が分かりました。ただし、店頭原価は1ケ当り70円と大きく上昇してしまう事が分かりました。
さて、あなたが仕入部門の責任者だったら、どのように判断し、田中さんにアドバイスしますか?
そして、そのアドバイスの元になる根拠は何でしょうか?
根拠となる答えが、仕入販売計画ナビシートを使えば、誰でも簡単に導きだすことができるようになります。
セミナーの中では、上記のケーススタディを実際に仕入販売計画ナビシートを使って、導き出す方法を解説します。
仕入販売計画の考え方・作り方セミナーの内容
1.仕入れのとらえ方
- 仕入の既成概念のクリーンアップ
- 仕入の重要度の再確認
2.上手な仕入れへのアプローチ
- 問題提起・・・ケーススタディ:紙おむつ、猫砂、缶詰、海外商品
- ありがちな仕入販売計画の落とし穴
3.仕入販売計画の作り方
- 新しいツールの紹介:仕入販売ナビシート
- 仕入販売ナビシートによるケーススタディの解答
このセミナーを受講して、仕入・販売計画の正しい考え方と仕入販売計画ナビシートを駆使すれば、
経験の浅い若手バイヤーもベテランバイヤーも一定のレベルで説得力のある仕入・販売計画を作れるようになります。
80億円の在庫を70%削減した流通業界一筋40年のベテランバイヤーが教えます
このセミナーは、現場を知り尽くした元大手小売りチェーンのベテランバイヤーが講師を務めます。
- 店舗の売り場の立場から、バイヤー、チーフバイヤー、スーパーバイザーを歴任。
- アメリカの世界最大手量販店との提携後は、SCMを主導するキーパーソンとして、自動補充システムの導入だけではなく、実運用までをリード
- 在庫削減プロジェクト担当し、80億円の不良在庫を約70%削減して、在庫圧縮とキャッシュフローの健全化にも成功
このセミナーでは、現場実務からマネジメント、さらには改善活動でも実績を収めたベテランが、不良在庫を残さない、儲かる仕入れ販売計画の立て方の考え方に加えて、講師が考案した仕入れ・販売計画をエクセルだけで立案できる「仕入販売計画ナビシート」の活用方法を解説します。
講師略歴
1975年新卒で大手チェーンストアに入社、店舗配属の後、本部婦人衣料品バイヤー、チーフバイヤーを14年経験。
その後、当時国内最大と言われた大型モールの開店準備副委員長、店舗管理職を経て、2003年世界最大の米国小売業との提携を機に新設された本部補充システムの日本への導入を推進。
その後、SCM補充改革担当として、衣住食を通じた不良在庫の削減活動、及び在庫生産性向上推進活動をリード。
独自の仕入販売計画のエクセルだけで動くシンプルな自動試算ツール「仕入れ販売計画ナビシート」を開発して、不良在庫の大幅削減を実現し、キャッシュフローの改善にも貢献。
小売業や卸売業に於いて、日常的な営業費用の中で最も負担の大きな投資は仕入費用です。
バイヤー(仕入れ担当者・管理者)は、この仕入費用を如何に上手に働かせて最大限の利益を上げる、或いは商売を拡大していく事が求められています。
しかし現実にはどうでしょう?
当初は分からなかった不適切な仕入れによる在庫の負担や、売れても思ったように現金が残らない等、キャッシュフローの低下や財務体質の悪化に頭を悩ます事が多いのではないでしょうか。
キャッシュフローに直結する在庫問題は発生させない事が第一です。
その為には経営者や仕入れを管理する側が、仕入れ計画や仕入れた商品に対して正しい評価、判断を出来なくてはなりません。
どの様な仕入計画は危険なのか、商品の拡縮を考える際にどの商品を選定すべきか?
より正しい判断をする必要があります。
このセミナーでは実際のケーススタディに基づいて仕入計画の良し悪しの判断基準、必要とされるKPI、誰でも簡単に使用できる私が考案したエクセルツール『仕入販売計画ナビシート』の活用方法を学べます。
セミナー受講者の声
仕入販売計画セミナーを受講した方の声をご紹介します。
今現在、どんなことにお悩みですか?
食品ほどではないが、有効期限のある合皮・塩ビの卸売りを営んでおります。数か月先まで、在庫切れは機会損失ととらえ多く発注していました。これでは、一見利益が出ているように見えるが、キャッシュが少なく、必要な手が打てない悪循環となっていました。
今回の講義の気づきと学びは何でしたか?
- 今回の講義で、改めて仕入れの重要性を感じました。
- 会社の事業資金の大半は、仕入れなのだということが気づいた。
仕入販売計画セミナーを受講して、改めて感じた仕入販売計画の「課題や問題点」は何だと思いましたか?
- 利は元に有り
- DOHを考えて発注
- 仕入れすぎの無駄を無くす
仕入販売計画セミナーを受講してどんな課題にどのように取り組みますか?
- 仕入と粘り強く交渉(単価・発注セット)
- DOH(在庫回転日数)という考え方を今までしていなかったので、全社員の理解・意識づけをする
- GMROIの考え方を理解する
セミナーの受講特典
今回のセミナーをご受講いただいた方は、講師の個別相談が無料で受けられます。
自社の悩みや課題を直接ご相談頂けます。(※希望者のみ、60分間)
開催場所(オンライン・対面)
オンラインまたは対面で実施します。
オンラインをご希望の場合
お申込みフォームから、ご希望の日程をご選択ください。
対面をご希望の場合
- 日時と場所:対面セミナーは、ご希望の場所とお時間で実施します。(お申込み後、調整いたします)
- セミナー時間:3時間(個別相談の時間も含みます)
セミナーの申し込みフォーム
- ご希望の開催日程をご選択ください。
- ご登録いただいたメールアドレスに登録確認メールが届きます。(届かない場合は、サポート窓口までご連絡ください)
- オンラインセミナーの受講費は25,000円、同じ会社で2名様以降は20%割引きの20,000円です。(受講費は税別です)
- 対面の場合は、50,000円+交通費、6名以上参加の場合は、1名様につき10,000円加算です。(受講費は税別です)