バイヤーが仕入・販売計画を立案するうえで、一番大切な事は資金を最も有効に活用できる適正な仕入れを
このセミナーをご受講いただければ、経験、勘、度胸や表面上の数値だけに惑わされる事がなくなり、仕入販売計画にとって何が一番大切かを理解できます。
また、仕入販売計画ナビシートを活用する事によって、面倒な計算に煩わされることなく、一定の規律に基づいた仕入販売計画を誰でも容易に作成できます。
もくじ
80億円の在庫を約70%削減し25億円に圧縮することに成功
当時、会社では不良在庫が生まれやすい環境でした。
不良在庫が生まれてしまう原因は、とてもシンプルです。販売する数量に比べ、仕入れる数量が多いここと、そして次々と不良在庫が発生し続けていることです。
その理由は、見栄えの良い計画(利幅の大きい商品を大量に仕入れ
が横行しており、それが承認されていたからです。
大盤振る舞いの見栄えの良い計画通りに売れることは少なく、結果として80億円まで不良在庫が膨れ上がってしまいました。
その時に私がこれまでの経験の集大成として考案した仕入販売計画ナビシートを活用して、大量仕入れの際に必ず作成してチェックを
見栄えの良い計画をすれば、どのようなことが起こるのか・・・ということがビジュアルで分かるようになりました。
結果的に、現実的な適正仕入の計画が承認されるようになり、新規の不良動向在庫の発生が抑えられた結果、在庫金額を約70%削減して25億円まで削減することに成功しました。
また、それだけではなく、キャッシュフローの向上
ベテランの勘、高価なシステムは不要!エクセルだけ作れる儲かる仕入販売計画
80億円の在庫を70%削減できたのは、
ベテランのカリスマバイヤーの経験と勘や、需要予測などの高度なシステムの活用でもありません。
使ったのはエクセルのみです。しかもこのセミナーでお伝えする方法を学べば、初心者バイヤーでも不良在庫を残さない適切な仕入販売計画を作れるようになります。
講師の実績とプロフィール
店舗の売り場の立場から、バイヤー、チーフバイヤー、スーパーバイザー、その後米国
大学を卒業後、都内大手量販店に入社、仕入と在庫の改善という立場まで一貫して商品の流れの中で経験を積みました。
このセミナーでは、流通業界一筋で40年以上の経験の集大成を詰め込んて考案した不良在庫を残さない、儲かる仕入れ販売計画をお伝えします。
勘と経験に頼らないエクセル「仕入販売計画ナビシート」を考案
在庫削減とキャッシュフローの健全化に貢献できたのは、簡単に適正な仕入販売計画を立てるための「仕入計画販売計画ナビシート」を考案したからでした。
私自身バイヤー時代にベテランバイヤー、上司、コンサルタントやMBA保有者、文献と接してきて、仕入れ販売計画の悩みを解決する手がかりを見つけようとしてきました。
しかし、仕入れの適正化に関して明快な回答を得られることはありませんでした。
そこで、私自身のバイヤー経験を数値化し、得た小売りの実際のサイクルを熟慮して、経験と勘に頼らなくても適正仕入計画が策定できる仕入販売計画ナビシートを考案しました。
仕入販売計画ナビシートは、必要な項目を入力するだけで、不良在庫にならない適正仕入数をビジュアル化してわかりやすくし、な
仕入販売計画ナビシートでキャッシュフローを確保しつつ儲かる仕入と値付けシュミュレーションができる
現場にいたからわかるのですが、従来の仕入れや販売計画の作成はバイヤーの長年の知識と経験、それに基づく勘やバイヤー自身のセンスに大きく頼っていました。
そして会社から要求されている売上高、利益高、その為の値入率を達成できる計画を作り上げる事が最重要視されていました。
ここに大きな盲点があったのです。
それは何か?!
投下資金(仕入金額)の回収(販売額)の速度ROIです。
計画通りの売り上げや利益高が実現できても、手元に現金が残らない、或いは不良在庫が増加していく様なリスクが見過ごされていたのです。
売価設定や値入率は基より、仕入れの量やタイミング次第でその計画自体が良くも悪くもなる、という事実です。
しかし、多忙なバイヤーにここまでの計算を求めるのは無理がありました。
教育する時間も、いちいち計算する時間もとれません。
そこで現場の実務に沿って考案したのが「今回ご紹介する仕入販売計画ナビシートです。これを使えば、必要な項目を入力するだけで自動計算し、仕入れのシュミュレーションができます。
そして会社から要求されている売上高、利益高、その為の値入率を達成できる計画を作り上げる事が最重要視されていました。
ここに大きな盲点があったのです。
それは何か?!
投下資金(仕入金額)の回収(販売額)の速度ROIです。
計画通りの売り上げや利益高が実現できても、手元に現金が残らない、或いは不良在庫が増加していく様なリスクが見過ごされていたのです。
売価設定や値入率は基より、仕入れの量やタイミング次第でその計画自体が良くも悪くもなる、という事実です。
しかし、多忙なバイヤーにここまでの計算を求めるのは無理がありました。
教育する時間も、いちいち計算する時間もとれません
そこで現場の実務に沿って考案したのが、今回ご紹介する仕入販
これを使えば、必要な項目を入力するだけで自動計算し、仕入れのシュミュレーションができます。
仕入販売計画ナビシートの3つの特徴
- エクセルなので特別なプログラムを使う必要が無い
- 経験の浅いバイヤーでも11項目を入力するだけ適切な仕入販売計画が作成できる
- 販売見込み数や原価・売価等のインプットを変えてシュミュレーションができる。
この3つの特徴によってナビシートは忙しすぎるバイヤーに代わって、最も苦手な販売計画商品の時系列在庫見込みや販売見込数に応じた適正な追加入庫数及びタイミングの自動計算しナビゲートします。さらに、生産性(DOHや差益高見込、GMROI)見込み値とキャッシュフロー概算を自動計算します。
仕入販売計画ナビシートが持つ10個の機能
仕入販売計画ナビシートは、具体的には次のような機能を備えています。
- 時系列在庫の見込みや販売見込み数が分かる
- 複数の候補アイテムの比較
- 不採算候補商品の仕入れ阻止または修正指示
- 優良見込み商品への仕入れ原資配分拡大
- 追加仕入のタイミングと量の最適自動計算
- 売り切り商品と継続商品の効率検証
- 販売数量見込みの変化に応じた最適仕入れ量の自動計算
- 値下げのタイミングと幅による見込みシミュレーション
- 生産性(在庫回転率、差益高見込、GMROI)が自動計算
- キャッシュフロー概算の自動計算
上記以外にもまだまだ仕入販売計画ナビシート活用方法があるので、このセミナーの中でご紹介します。
バイヤーの経験・勘・度胸に頼らない適切な仕入を実現できる
あなたは「バイヤーは多くの経験を積まないと仕入販売計画が作れない」というのが、業界の常識だと思っていませんか?
しかし、ベテラン・経験重視の仕入れ販売が、会社に適切な利益をもたらさない一因です。KKD(経験・勘・度胸)から脱しなければ、この問題は永遠に解決しません。
仕入販売計画ナビシートを使えば、資金効率を踏まえた適正で現実的な仕入販売計画を立案できるようになるので、ぜひご活用していただきたいと考えています。
このセミナーをお勧めしたい方
本セミナーは特に下記のようなお悩みを持つ方におすすめです。
- 仕入れや在庫資金を削減・節約したい
- ムダな仕入れや在庫量ではないか懸念がある
- 在庫回転率を上げたい
- キャッシュフローを改善したい
- 商品毎の生産性の計算が出来ない
- どの商品がどれだけ利益とキャッシュフローを生み出していて、会社に本当に貢献しているかが分からない
- 商品の改廃や拡縮の数値的裏付が不透明
- 仕入担当者が経験と勘だけで仕入数を決めており、仕入れ担当者の計算力が低い、あるいは個人の差が大きい。
- 経験と勘だけでやってきたので、自分ではできるが新人の仕入担当者に体系だった教育ができない
- 毎日の業務が忙しく、仕入れ担当者を教育する時間が作れない
ひとつでも当てはまる(気になっている)ことがありましたら、このセミナーは必ずお役に立てるでしょう。
セミナーを受講してできるようになる8つのこと
このセミナーを受講すると、仕入原資の適正配分やキャッシュフロー
具体的には、次の8つのことが実現します。
- 長年の経験・勘・度胸に頼らなくても仕入れに関して重要なことを理解できるようになる
- 仕入とキャッシュフローの関係を理解できるようになり、仕入資金の有
効配分が可能となる - 商品ごとの生産性の試算によって、仕入候補の優劣や優先
度が分かるようになる - 商品の生産性のKPIを統一でき、仕入販売計画ナビシートでビジュアルに表現
する事で仕入の透明性を実現できる - 仕入担当者の経験と勘に基づく既成の考え方を変え、あるべき仕入販売計画が立
てられるようになる - 仕入販売計画ナビシートによって、仕入に関する煩雑な計算を自動化し、仕入担当者の時間、
労力を削減できる - 仕入販売計画ナビシートよる試算で、タイムリーに過剰な仕入れを修正でき、かつ不
良在庫発生を防止できる - 商品の適正仕入れ量とタイミングが分
かるようになる
結果として、仕入れ担当者のKKD(経験・勘・度胸)に頼る仕入れ販売計画が数値的な裏付けに基づいて立案できるようになり、資金効率、キャッシュフローを考慮した本当に儲かる計画の立案や、仕入れ条件等の変更などの修正計画が可能になります。
不良在庫が生まれてしまう理由
不良在庫が生まれてしまう原因は、とてもシンプルです。販売する数量に比べ、仕入れる数量が多いためです。
仕入れる数量が多くなってしまう理由は、
- 利幅の大きい商品を大量に仕入れ
、大量に販売するような計画の立案が良しとされる風潮がある - 一括大量購入は輸送コストの削減目的とも合致するため
上記のようなことが理由となって現実的ではない見せかけの計画がまかり通ってしまいます。
計画通り売れれば良いのですが、現実はそう甘くありません。
販売予定数を下回ったものが不良動向在庫となります。
酷いときには、販売予定数をクリアしても不良動向在庫となってしまうもの
あなたの会社でも思い当たることがあるのではないでしょうか?
あなたが仕入部門の責任者だとしたらどんなアドバイスをしますか?
仕入や販売計画の現場では、下記のような「判断に悩むこと」が頻繁にあります。
Tバイヤーは3月から店舗販売をしたい缶詰の仕入れを計画しています。
2つの仕入計画を考えています。
ケースA
売価を100円、100店舗で展開して、1日に1000個の販売の見込です。
サプライヤーからは、一括の発注であれば、店頭原価1ケ当り50円という破格の提案を受けました。
Tバイヤーは、消費期限も長く安定して売れる商品であり、利幅も大きく、仕入れコストも低減できる事から、1年分+@で400,000ケを一括発注する。
ケースB
実はTバイヤーは、過去に一括発注で苦い思いをした経験がありました。
そのため、分納についてサプライヤーと商談をしたところ、MOQを100,000ケにすることができるという事が分かりました。
ただし、店頭原価は1ケ当り70円と大きく上昇してしまう事が分かりました。
ケースAとケースB、一長一短です。Tバイヤーはどちらにするかを決めきれずにとても悩んでいます。
さて、あなたが仕入部門の責任者だったら、どのように判断し、Tバイヤーにアドバイスしますか?
そして、そのアドバイスの元になる根拠は何でしょうか?
恐らく、あなたの会社では経験のあるバイヤーや上司の「鶴の一声」でエイヤ!!で決めていのではないでしょうか?
本セミナーを受講すれば、それぞれのケースを選択すればどのようなことが起こるのか?そして、ロジカルに理由を説明することができるようになります。
経験の浅いバイヤーもベテランバイヤーも一定のレベルで、不良在庫の発生を抑え、かつキャッシュフローに貢献できる説得力のある仕入・販売計画を作れるようになります。
儲かる仕入の考え方セミナーの内容
このセミナーでは、仕入れ販売計画の考え方や不良動向在庫削減実績のご紹介、さらに私が考案した仕入れ販売計画ナビシートのできることと使い方をご説明します。※販売計画ナビシートを使った簡単な演習も実施します。
仕入れの捉え方
- 仕入の既成概念のクリーンアップ
- 仕入の重要度の再確認
上手な仕入れへのアプローチ
- 問題提起・・・ケーススタディ:紙おむつ、猫砂、缶詰、海外商
品 - ありがちな仕入販売計画の落とし穴
仕入れは投資という捉え方
- 仕入/販売=投資/回収
- 重要なKPI:GMROI、DOH
仕入販売計画の作り方
- 新しいツールの紹介:仕入販売ナビシート
- 仕入販売ナビシートによるケーススタディの解答
セミナーの受講特典
今回のセミナーをご受講いただいた方には2つの特典をご用意しています。
- 仕入販売計画ナビシート(エクセル版:簡易版)
- 鄭先生による無料個別相談(※ご希望者のみ、60分間)
セミナーの申し込みフォーム
- ご希望の開催日程をご選択ください。
- ご登録いただいたメールアドレスに登録確認メールが届きます。(届かない場合は、サポート窓口までご連絡ください)
- セミナーの受講費は19000円、同じ会社で2名様以降は20%割り引きの15200円です。(受講費は税別です)