あなたの会社にあるデータは、気づいていない事実が隠れている財産です。
弊社ではコンサルティングに入らせていただいた会社様のデータを分析させていただく機会も多いのですが、自分達のデータにもかかわらず
「そんなことになっていたんですか!!」
今までずっと今気づかなかった事実に気づいたことに驚かれることが多いです。
データ分析というと、専門知識と難しいシステムを使うような難しいイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
現場の人が、エクセルだけでデータ分析をすることは全然難しくありません。
データはあなたの会社にしかない財産です。データを活用して、課題解決・売上や利益の向上に役立てましょう。
- システムにデータはたくさんあるけど活用の仕方が分からない
- 月次集計が見るだけ、報告するだけになっていて、次月の行動や改善に活かせていない
- 集計やデータの取りまとめに時間がかかっている
- 担当者レベルでデータ分析をできるようになってほしい
自社のデータを自分達で分析できるようになる!
専門知識・高度な人材・高価なBIツールは一切不要
この研修を受講すれば、現場の人が身近なソフトであるエクセルを使ってデータ分析ができるようになります。
統計学のような専門的な知識、データサイエンティストのような高度な技術を持つ人材、BIツール(分析専用ソフト)が無くても大丈夫です。
現場の経験と勘、そしてエクセルによるデータ分析を活かした例として有名なのは、ワークマンの「エクセル経営」です。
たとえば、店舗での発注作業に役立つ「機会ロス製品発見ツール」といったものが社員の手で生まれました。そのエクセルに店の番号をいれると、周りの店で売れているのにその店だけ入荷していない売れ筋製品が上位60まで表示されるんです。その売れ筋があれば本来どのくらい売れたはずかという、機会損失まで出てくる。店長はそのツールを使って、品ぞろえを改善します。本来、SVが個別に店を回っておこなっていた仕事が、一気に効率化されました。
あとはカニバリ(共食い)発見ツールも生まれました。特定の商品のコードをいれると、その商品と顧客層がかぶってロスになっている製品が出てくるものです。
在庫管理110番は、これまで500社以上の相談やコンサルティングを行ってきました。
従業員の皆様は、サボっているわけでも、何も考えていない訳でもありません。
やり方や考え方を知らないだけです。
現場の人は、やり方や考え方さえ学べば、自分達で課題解決、目標達成に必要なものを生み出す力を持っています。
中小企業に必要なのは行動に直結するデータ分析
企業にとって大切なのは、難しい数式から得られた訳の分からない結果ではありません。
- 日頃の業務で培った経験と勘をデータで裏付けること
- 思い込みをデータという客観的な事実で拭い去ること
- 施策や行動の結果をデータで検証し、良かった点・課題を洗い出しより良い施策や行動に繋げること
在庫管理110番のデータ分析研修では、クライアント様が実際に持っているデータを使います。
自分達のデータなので、得られた結果をどのように生かせば良いかという想像力も働きやすくなります。
研修の特徴
この研修を受講すると、実際に業務を行っている管理者や担当や自身がエクセルを使ってデータ分析ができるようになります。
- 専門ソフト不要:エクセルだけでOKです。
- 専門知識不要:難しい統計学や数学の知識、プログラミングの知識も一切不要です。
- その場で解決:企業内での対面研修により、受講者はその場で疑問を解消し、講師から直接指導を受けることができます。
- 業務に直結: 自社の実際のデータを使用して研修を行うため、研修内容がすぐに業務に直結します。
- 効率化:エクセルの作業効率も考慮し、ビジュアル化や自動化までを含むデータ分析手法を段階的に学べます。
研修を受けた会社の感想
研修を受講した会社の感想をご紹介します。
受講する前のお悩みや課題感、受講したよかったこと、できるようになったことをご覧いただけます。
- 自分達のデータなのに、岡本先生からの具体的に掘り下げていく質問に答えられない場面が何度かあり、情報不足を痛感した。データに基づいて深堀していく方法を学べてよかった。
- これまでは、全製品一律で過去実績に基づいて、発注数を決めていたが、全製品が同じ条件で在庫管理するのではなく、それぞれの前提条件に基づいて管理が必要と知ることができた。
- データ分析といえば統計学などの専門知識が必要だと思っていたが、むしろ全然不要で、現場の経験や勘が活かせることにも気が付いた。
データ分析研修の活用事例
あるクライアント様で行った分析事例を3つご紹介します。
データ分析の活用事例1:思い込みが無くなった
この会社は、夏に売上が伸びる傾向のある会社です。
したがって、その会社の担当者は夏に販売数が増えるだろうと思っていました。
そこで、商品カテゴリー別に販売数を分析してみたところ、ある商品カテゴリーが夏に向けて販売数が減少し冬に販売数が増えることがわかりました。
8月と12月を比べてみると、販売数が2倍近く違います。
実は、このカテゴリーの商品は、冬に欠品が多かったのですが、「たまたま多かったんだろう」といつもそのままスルーしていました。
これは担当者の「思い込み」です。
もともと夏に売れると思い込んでいたため、夏に向けて全ての商品在庫を積み増すようにしてましたが、この結果を受けて方針を修正し、カテゴリー別に在庫の持ち方を変えることにしました。
この施策によって、冬の欠品が大幅に減少し、売上増につながりました。
さらに、8月は過剰在庫気味になっていましたが、これも解消されたため、キャッシュフローも改善しました。
データ分析の活用事例2:現場の経験を活かす
8月に大量の欠品がでたということで、データを分析してみました。
確かに、8月に需要が急増し、翌月の9月に急減しています。
ちなみに、この会社では、その後『値上げを行う際には必ず調達リードタイムを考慮したうえで、企画を上げて合意の下で発注する』というルールが出来上がりました。
弊社のコンサルタントが「過去の実績に無いような急増と急減が2か月のうちに起きています。何かありましたか?」と質問をすると、現場の人はすぐに「あ、これは値上げ前の駆け込み需要ですね」とすぐに答えを出しました。
ほとんどの場合、実際に業務を行っている現場の人は、何があったか?をある程度記憶しています。
データの裏側にある事実を知っていることが、現場の人が自らデータ分析ができるようになる最大の利点です
専門家はデータを適切に扱うことはできますが、データの裏側に隠れている事実は分かりません。
データ分析の専門家なら、「なぜこんな風になったんだろう・・・?」と考え、ここから色んなケースを考えて、さらに詳細な分析をせざるを得ません。
その結果、販売価格の変化に気づくかもしれませんが、たどり着くまでに時間がかかるでしょう。
一方、現場の人は日々の業務で培った経験のおかげで、データの裏側に隠れている事実や原因を推定、特定できることが多いです。
データ分析研修の活用事例3:月次集計の作業時間短縮と会議の活発化
この会社では、月次集計を作成するのに、システムからデータを取り出して、加工して、2時間以上かかっていました。
データの正しい保存方法とまとめ方を知ることで、わずか5分で作成できるようになりました。
さらに、これまではせっかく時間をかけて作った資料も「見るだけ」でしたが、集計表から何を読み取って行動するのか?を改めて考え直して、意味のあるものを作れるようになりました。
集計の結果から課題が見えるようになり、具体的なデータに基づいて会議で議論することができるようになったため、会議自体が活発に、そして行動につながる意味のあるものになります。
データのまとめ方、結果の読み方が身につく
研修を受ければ、効率の良いデータのまとめ方、結果の読み方さえ分かればデータ分析はできるようになります。
現場の経験やノウハウの力が加われば、売上や課題解決に直結するためまさに鬼に金棒です。
現場がデータ分析をできるようになれば、
- 月末や会議のための集計資料が意味のあるものになり、しかも作成作業が早くなる
- いつも結果を見るだけだが、課題解決や行動に活かせるようになります
- 自分達が行った施策の効果検証ができるようになる
事業を行っている会社に求められるデータ分析は、スピード感と売上や利益に直接つながることです。
企業の現場で即活用!エクセル活用データ分析研修
場所: お申込み企業のオフィスで対面実施
期間: 3カ月(1カ月目:基礎、2カ月目:実践、3カ月目:応用)
対象: データ分析の経験が浅い現場担当者、エクセルを活用して業務改善を目指す中小企業
難しい統計学や数学の知識は一切不要です。自社のデータを使いこなし、現場で即実践できるスキルを習得できます。
研修カリキュラム
研修は3カ月です。
- 1カ月目: 【座学】データを扱う上での基本と準備
- 2カ月目: 【実習】エクセルによるデータ分析と自動化
- 3カ月目: 【実践】課題解決のための分析手法を学ぶ
研修期間は2~6か月間の間で調整可能です。
具体的に学ぶノウハウ
本講座では、VBA等のプログラミングは一切使用しません。複雑なエクセル関数も使いません。
一般的なエクセルの機能を使用したデータ活用・分析ができるようになります。
現場のデータ分析で特に身に付けておきたいエクセルの機能は、次の2点です。
- パワークエリ
- ピボットテーブル
どちらもエクセルの標準機能であり、手順に沿って覚えれば、難しくはありません。
この研修で得られる具体的な成果
- データによる意思決定が可能に: エクセルでデータを視覚化し、客観的な事実に基づいて意思決定や行動ができるようになります。
- 生産性の劇的向上: 無駄な手作業を自動化し、90分の作業が7分で完了します。
- データの共有と一元化: データが組織全体の資産となり、業務の一貫性が向上します。
- 仮説検証のサイクルを習得: データに基づいた改善を継続的に進められるようになります。
- 目標達成の進捗管理ができる: KPIを作成し、チーム全員が共通の目標に向かうことができます。
講師のご紹介
講師: 岡本 茂靖 - 瀬戸内scm株式会社 代表取締役
略歴: 三重大学生物資源学部卒業後、建設コンサルタントを経て、住友重機械系列のメーカーで生産管理を担当。現在は在庫管理の専門家として、コンサルティングやセミナー講師として活躍中。
実績: 著書「経費15%削減在庫管理術」(Amazonランキング1位)、多数の企業向け研修や寄稿歴があります。
よくある質問 - あなたの疑問にお答えします
Q1: エクセル初心者でも研修についていけますか?
はい、問題ありません。
簡単な関数(SUM関数等)が使える程度で大丈夫です。研修はエクセルの基本から始め、徐々に応用へ進む構成です。
Q2: 研修にはどのような準備が必要ですか?
必要なのは、Windowsパソコンとエクセルのみです。自社のデータをお持ちいただければ、より実践的な研修が可能です。
Q3: 研修は在庫管理以外のテーマでも対応できますか?
はい、可能です。
データ分析・活用のスキルが身につくため、営業、マーケティング、店舗運営など、さまざまなテーマに対応しています。
Q4: 研修期間の変更は可能ですか?
はい、調整可能です。
ただし、最短で2か月以上~6か月以内としてください。(※研修期間を長くした場合は、『課題』を出し、分析の定着をより強固できます。)
Q5: 実際のデータを使っても問題ないですか?
もちろんです。
研修ではあなたの会社に蓄積された実際のデータを使って進めます。研修用のサンプルデータではないため、自分事としてすぐに業務に活かせるスキルを身につけます。
Q6: 研修後もサポートはありますか?
はい、研修後1か月間のサポートを提供します。
1か月以上のサポートをご希望の場合は、ご相談ください。
Q7: データが無くても研修できますか?
申し訳ありません、自社データが無い場合は、研修できません。
自社の課題や普段思っているをデータから紐解いていくので、サンプルデータですと、「自分事」としてとらえにくいため身につきづらく業務に役立てません。
データ分析研修のご相談・お問い合わせ
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