瀬戸内scm株式会社の代表の岡本です。
当社は、住む場所にこだわらない出勤無しのフルリモートワークを創業当時2015年から実践しています。
フルリモートワークを実践するに至った考え方をここでお伝えします。
私は、2015年に個人事業として独立しました。
独立したきっかけは2つ。
- 自分の力を試してみよう(自分の持っている知識や経験が社会の役に立つかどうか)
- 会社という場所に縛られない働き方を実践してみよう
です。
瀬戸内scmはフルリモートワーク
会社都合の就職や転勤で、
- 住む場所を変えないといけない
- 住みたい場所に住めない
そういう思いは一緒に働く方にもさせたくないというのが私の考えです。
瀬戸内scmでは、全ての職種でフルリモートワークが可能です。面接では最後に現住所や出身地を聞いているほどです。(たまに聞き忘れます)
私は、瀬戸内scmの行動規範にも書いたように「人生を楽しむ」ことが最も重要と位置付けています。
「人生を楽しむ」ためのとても大切な要素は「場所」だと考えています。です。
仕事のために場所を変える、会社に出社するために場所を移動する。
というのは、とてもムダで人生を楽しむことを阻害すると考えています。
地元へのUターン、住みたい場所へのIターン、大いに歓迎します!!
場所に縛られない働き方
私は、工場で生産管理という仕事をしていたので、どうしても工場とは切っても切り離せない仕事でした。
私が業務をしていた時に、ある取引先の会社が吸収合併されました。
取引していた会社は工場を閉鎖。そこで働いていた従業員は、2択を迫られます。
- 会社を辞める
- 300km以上離れた合併先の工場に転籍する
どちらの選択も厳しいです。
会社を辞めれば収入が断たれます。工場に転籍すれば、これまでの環境は全て失います。
私も工場に勤めている以上、こういったことは避けられないと思いました。
そして、2015年に独立して決めたことは、「場所に縛られずに集客も仕事もできる環境を作ろう」ということでした。
当時は、リモートワークを取り入れだしたのは、パソコンだけで仕事ができるIT企業企業くらいでした。
場所に縛られない集客の実践
まずは集客です。
通常、創業したての集客といえば、紹介や会合にでる、夜のお店にお付き合いするなど、足で稼いだり、つながりを作って仕事をもらうというものです。
ただ、この方法が定着してしまうと、その場所から離れられなくなります。そしてそもそも、夜のお店にお付き合いするのも嫌いでした。
そこで私が実施したのは、インターネット集客です。
独立後、在庫管理110番を立ち上げました。
当然、最初はアクセス数ゼロ。成功する保証は全くありません。
しかし、副業で出張写真のサイトを立ち上げ、インターネットで集客していたため、少し勉強していました。
この経験がとても活きました。
「本当に役立つ情報を発信すれば、必ず見てもらえる」という信念で、記事を書き貯めました。
最初の1年間はかなり厳しく、本当に悩みましたが、アクセス数は徐々に増えています。
その結果、問い合わせが徐々に増えていきました。
今では全国からお問い合わせをいただけるようになりました。
ちなみに、紹介やつてに頼らない集客にこだわったことで、最初のうちは全く集客できずに本当に苦労しました・・・。
ただ、「場所に縛られない」ということにこだわり続けたのが結果としてよかったと思います。
余談ですが、在庫管理110番を立ち上げたときに決めたことは、「本当に実務で役立つ情報を発信する」
ということですが、インターネットにあふれる在庫管理の情報は、明らかに「業務経験がない人」が、本やネットで拾った
情報で書いた自分の意見や考えの無いかものがたくさんあります。文章の書き方が上手なのでそれなりに見えてしまうのが悔しいです。
在庫管理110番では、これからも本当に役立つ情報にこだわり発信を続けます。
場所に縛られない仕事の進め方
私の持論は「現物を扱う仕事以外は全てリモート化できる」です。
飲食店で料理を出す、倉庫で荷役作業をするといったこと以外のいわゆる「情報」を扱う仕事は、「場所」に関係なく仕事ができると考えています。
現在(2022年)は、リモートが普通ですが、私が独立した2015年はまだまだリモートは異端な存在でした。
特に、打ち合わせには苦労しました。打ち合わせは、「とりあえず来てほしい」という企業が大半です。
当時からオンラインミーティングツール(zoom等)はありましたが、まだまだレアな存在。
「zoomでやりませんか?」と提案すると、わからないから嫌。
という感じでした。当時、名古屋に住んでいたので、さほど問題はありませんでしたが、田舎に住んでいたら・・・・と考えると
交通費が馬鹿になりません。
しかし、コロナで情勢は一変。強制的なリモート化が進みました。今では、「ミーティングはオンラインで」というのが当たり前に。
今は、名古屋から地元相生市に引っ越しました。決め手は、
- 問合せ対応のフルリモート化がほぼ可能になった
- 一部の業務で、「問合せから納品まで」をすべて、オンラインで完結できるようになった
田舎に戻っても仕事に関する悩みは一切ありません。引っ越しの翌日から普通に稼働しています。
今ある悩みは、「夜どこに行ってご飯を食べよう?」と迷えなくなったことくらいです。
今主力で使っているオンラインツールに関しては、2015年当時から存在しているものはたくさんあります。
「リモートができない」と考えている人に共通しているのは、
- わからないから嫌
- 対面でないとダメだ
- リモートは一部のIT企業だからできること
という盲目的な考えは思考停止だと私は考えています。
ただ、対面は一切不要でムダなもの」とは思ってはいません。たとえ、オンラインコンサルティングでも必ず1度は現場に行きます。
対面でないと伝わらない、わからないこと、空気感等もたくさんあり、オンラインでは得られない収穫が得られるからです。
業務でも必要なことは、どんなに遠くても現地に行きます。
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