在庫管理のやり方|入庫・出庫管理と処理の基本を解説

在庫が多すぎて困る。
とお悩みの方、悩んでいるだけになっていませんか?

在庫管理のやり方は、次の2つが基本です。

  1. 入庫管理
  2. 出庫管理

作業は、入庫処理・出庫処理に関する2種類があります。

  • 事務処理
  • 現品処理

ここでは入庫管理・入庫管理において、事務・現品処理の仕方を解説します。

現場で積んだ経験を活かして、業務で使えるポイントをまとめました。

今日からすぐにでも実践して頂けます。

また入庫・保管・出庫をコントロール方法を、こちらで説明しています。あわせてご覧ください。

入庫・出庫のコントロール方法

入庫管理

入庫とは、「納品のことで外部から商品や部品など
の受け入れをすること」です。

工場・倉庫に保管するだけでなく、システム上に棚卸資産として計上する必要があります。

今、どのように受け入れを行っていますか?

入庫の基本的な流れは、次の通りです。

  1. 業者搬入
  2. 伝票チェック
  3. 検品
  4. 格納

情物一致を心がけて、記録と現品の移動を速やかに
行います。

情物一致とは、「データとモノの流れや状態が一致していること」です。

詳しくはこちらをご覧ください。

情物一致の基本

業者搬入

搬入場所(指定納入場所)はあらかじめ決めておきましょう。
搬入する場所を決めておかないと、ドライバーがいつも迷うことに
なります。その都度、受け入れ場所を教えるのはとても無駄です。

指定納入場所の決め方は2つあります。

  • 1か所に全てのものを集中搬入する
    指定納入場所を1か所にすると、事務と検品作業の
    効率が上がります。
    検品ラインを作っておけば、搬入されてくる商品を次々と
    検品できます。また、伝票を一度に回収できるので、事務効
    率が上がります。
    受け入れ場所が1か所なので、紛失することもほとんどあり
    ません。

    デメリットは、現品の移動と集中による順番待ちです。
    受け入れ場所から、保管場所への移動が長くなることです。
    受け入れするスペースも多く確保しなければならず、荷捌き
    も大変です。積み下ろす場所も限られるため、トラックが
    納品の順番待ちになることがあります。

    どちらかというと事務効率優先型の受け入れ方法と言えます。
  • 分散する
    分散をすると受け入れた現品の保管場所または使用場所に
    近いところを、指定納入場所にすることができます。
    現品の動きに無駄がなくなります。

    気を付けるのが、伝票管理と検品です。
    指定納入場所で受け入れた後、伝票を速やかに事務所に持っ
    ていかなければいけません。
    伝票の処理を怠ると、検収が漏れるため、欠品・余剰在庫の
    原因になります。さらに業者への支払い漏れも発生すること
    になるので信頼関係にも関わります。

    検品を怠りがちになります。搬入業者は荷物を積み下ろすだけ
    で内容のチェックはしません。そもそもドライバーなのでそん
    なに製品について詳しくありません(委託を受けた運送専門の
    業者である可能性もあります。)

    現品効率優先の方法です。

伝票チェック

受け入れの際は、必ず現品票と納品票があります。
この2つはほとんど同じ内容ですが、現品票は納品
された現物についたままになっていて、納品票は、
伝票処理に回します。
伝票でチェックする最低限のポイントは、次の
3つです。

  • 品目番号(商品ID)
  • 数量
  • 納入指定日

検品

納入されたものが伝票の内容と合っているかどうか、
品質に問題が無いかどうかをチェックします。

伝票内容と納入品が一致しているかどうかを
確認し、製品が要求した品質を保っているか(破損などの有無)
をチェックします。

問題があった場合は、現品を写真に撮って、納入元に
すぐに連絡します。
連絡が遅くなると、責任の所在があいまいになってしまいます。

間違いを出した業者は、何度も同じ間違いを繰り返す傾向が
あるので要注意です。

格納

受け入れた製品は、ただちに決まった場所に納入しましょう。
受け入れしたらすぐに格納することが基本です。
誰が受け入れてもすぐに置き場に格納できるように、
事前に、

  • 棚番マップ
  • 置き場の指定
  • 置き場の表示

を行います。

棚の管理・整備するポイントとは

置き場は、2S(整理・整頓)が
重要です。

整理・整頓については、こちらの記事をお役立てください。

整理・整備のポイントと手順

出庫管理

置き場から製品を持ち出すとき、勝手に持ち出しては
いけません。

在庫=入庫-出庫

なので、出庫処理も忘れずにやらないと、在庫差異が
どんどん大きくなります。

次の4つが基本的な出庫の際の確認事項です。

  • 何を持ち出すか?
  • いくつ持ち出すか?
    ‐どこから持ち出すか?
    ‐どこへ持ち出すか?

出庫処理も情物一致が基本です。
持ち出す際は、その場で出庫伝票を作り、
速やかに出庫処理にまわします。

不良在庫を減らし利益が出る会社を作るために

在庫管理は100社あれば100通り。
他社の話を聞いても、「うちの会社とは違う」と
思うのは当然です。

自社に合った在庫管理をやるためには、
基礎的な考え方・知識をしっかりと理解して、
自社に応用する力を身につけなければいけません。

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