補助金を使って在庫管理システムを導入する

政府は諸外国に比べてITの活用が遅れていて、企業経営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたいという理由から、企業のIT導入に際して様々な補助金を打ち出して、導入促進を図っています。

また日本は人口減少が急激に進んでいるため生産性の向上が不可欠です。
その突破口として、ITが期待されています。
IT導入の効果として期待できるのが、省力化・自動化、データの利活用です。

さらに、今回のコロナ禍においてテレワークやリモートワーク、在宅勤務
が急速に進んでおり、政府も後押しをしています。

IT化に活用できる主な補助金

様々な補助金がありますが、比較的毎年募集されている補助金は
次のようなものがあります。

  1. IT導入補助金
  2. ものづくり補助金
  3. 小規模事業者持続化補助金

IT導入補助金

文字通り、ITシステムの導入の費用、および1年間分の保守料金に対して補助金がでます。在庫管理システムも補助対象になります。

いくつかの区分がありますが、補助額は30~450万円、補助率は1/2~2/3になります。
また、2020年度はコロナ特別枠として最大3/4(75%)の補助が受けられる可能性があります。

ただし、2つの制約があります。

  1. 経産省に認定を受けたITシステムのみが補助対象
    どんなシステムでも補助対象になるわけではありません。導入を検討しているシステムが、IT導入補助金の対象かどうかを事前に確認しなければいけません。
  2. IT導入支援事業者の補助を受ける
    企業単独での申請はできず、経産省に認定を受けたIT導入支援事業者の支援を
    受けて導入しなければいけません。

在庫管理110番を運営する瀬戸内scm株式会社は、IT導入支援事業者の認定を
受けています。また、弊社の在庫管理システム「成長する在庫管理」もIT導入補助金
の対象に認定されています。

※2023年度 IT導入補助金の募集を開始しました。

なお、2020年度IT導入補助金コロナ特別枠では
最大300万円で補助率は75%となりました。

さらに、導入支援の役務(コンサルティング)も対象になるので、
改善を含めたITシステムの導入コンサルティングに補助金を使うこともできます。

 

ものづくり補助金

いわゆる「もの補助」といわれる補助金です。正式には、
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」といいます。
設備投資のイメージが強い補助金ですが、IT投資にも活用できます。
ものづくり補助事業 成果事例のご紹介
※キーワードに「IT化」、「システム化」と入れるとシステム導入事例が出てきます。

こちらは、IT導入補助金のような縛りはありません。
成長する在庫管理システムは、カスタマイズも自由に対応できますので、
ものづくり補助金にも対応可能です。

ものづくり補助金は補助額も大きく上限は1000万円。補助率は最大2/3であることが
多いです。また対象となる事業者の規模も大きいのが特徴です。

小規模事業者持続化補助金

販路開拓や業務効率化(生産性向上)に対する補助金です。
補助対象事業はこちら

在庫管理システムは、販路開拓(データを利用した新たな販路開拓)や業務効率改善のいずれにも活用できます。
また、専門家による助言(コンサルティング)も補助対象になっているので、
弊社のコンサルティングや個別相談にも補助金が利用できます。

こちらは補助額が50万円と少ないことと、対象事業者が超小規模
でないといけません。

その他の補助金

このほかにも創業者向けの創業支援等事業者補助金や、自治体が
独自に出している補助金などがあります。

【お問合せ】在庫管理の改善に使える補助金のご相談

在庫管理110番は、補助金を使った在庫管理の改善(システム導入、コンサルティング)についてご相談を受け付けています。

  • 今、どんな補助金が使えるの?
  • うちがやりたいこと、補助金使える?
  • うちは補助金の対象なの?

些細なことでもなんでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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