在庫は悪なのか|「会社の脂肪」という考え方で適正在庫を保つ

「在庫は悪」という考え方があります。

結論から言えば、悪にもなれば善にもなります。

在庫管理アドバイザーの立場から言えば、在庫とは「会社の脂肪」です!

脂肪の機能は、以下のような役割があります。

  • 体温を保つ
  • 体にエネルギーを貯蔵する
  • 皮膚の保護
  • 代謝をコントロールする
  • 生体膜を作るための材料構成成分
  • 体内で生成されない必須脂肪酸の材料

脂肪は無くてならないものです。
しかし、脂肪が余分に有りすぎると、体に様々な支障を
きたします。例えば、

  • 動脈硬化や血栓の元
  • 心筋梗塞
  • 糖尿病
  • 体に負担がかかる

など、様々な病気の元になります。

つまり、悪として機能するわけです。

なぜ、脂肪がたまってしまうのでしょうか?

悪い機能を果たすようになるのでしょうか?

それは、体が消費する熱量よりも摂取する脂肪が
多いことと、暴飲・暴食、運動不足などの体調管理不足です。

在庫は適正に保つことが重要

前置きが長くなりましたが、在庫も会社にとって
無くてはならないものですが、ありすぎると工場の
スペースを占領し、経営を圧迫します。

在庫の代表的な役割は次のようなものがあります。

  • 製品を生産する材料
  • 納期を短くする手段
  • 各種調整役

よく「在庫は悪」と呼ばれていますが、必ずしも
「悪」ではありません。工場運営には必要なもので、
無くすことは絶対にできません。

しかし、必要以上に在庫を持つと「悪」になります。
「在庫は悪」と言われる原因は、余剰在庫を持っている
工場が多いのが原因かもしれません。

在庫=入庫ー出庫

過剰に入庫すると、在庫はどんどん増えます。

在庫=需要予測-実需要

在庫管理を行わず、勘で発注していると、在庫は
どんどん増えていきます。

そして、整理・整頓を行わないと、どこに何があるのか
が分からなくなり、在庫の状態がぐちゃぐちゃになります。
それは、紛失や欠品、品質不良などの原因になります。

需要予測の詳しい方法はこちらで解説しています。

需要予測のやり方

余剰在庫は会社を破たんさせる

以上のような状態になると、工場や倉庫の中は、
在庫が山積みになり、乱雑に物が置かれて、見栄えも悪く
なります。お客様に見せると恥ずかしい状態になってしまいます。

在庫はお客様に見られています。
在庫が多すぎると、「管理のできない工場は、きちんとしたものを
作れない」という印象を与えてしまいます。

せっかく、良い製品を作る技術力や設備があっても全く意味が
ありません。

余剰在庫を減らし、適切に在庫を管理して、スリムで筋肉質の
工場を作りましょう。

余剰在庫を減らす方法はこちらをご覧ください。

余剰在庫の削減方法

不良在庫を減らし利益が出る会社を作るために

在庫管理は100社あれば100通り。
他社の話を聞いても、「うちの会社とは違う」と
思うのは当然です。

自社に合った在庫管理をやるためには、
基礎的な考え方・知識をしっかりと理解して、
自社に応用する力を身につけなければいけません。

在庫管理110番は「強い工場」作りを
支援するための在庫管理講座を開講しています。

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在庫管理とは何か?
という根本に徹底的にこだわった内容で、
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