ECサイトを始めたいけれど、どこから手をつければ良いか分からず、結局何も始められなかったという経験はありませんか?
もしくは、Shopifyを導入したものの、その機能を十分に活用できていないと感じていませんか?
実は、多くの人が同じような悩みを抱えています。
Shopifyは汎用性が高く、越境ECにも対応しているため非常に強力なプラットフォームですが、そのポテンシャルを最大限に引き出すには、専門的な知識と経験が不可欠です。
そこで、この記事では、Shopifyの立ち上げや運営の支援の強い味方であるShopify認定パートナーをご紹介します。選び方から、彼らが提供するサポート内容、そしてShopifyパートナーに依頼することで得られるメリットについて解説します。
この記事を読めば、Shopify認定パートナーがECサイト構築・運営の強力な味方となり、ECサイト構築よりも重要な、あなたにしかできない商品企画や営業活動に注力できるようになります。
目次
shopifyとは?
Shopifyは、Amazonや楽天市場などのモールではなく、自社のオンラインストア(D2C)を構築できる仕組みです。
初期費用が不要で、月額数千円から利用できるので、低コストでの導入が可能なので、事業規模に合わせてプランを柔軟に変更できます。
似たようなサービスにBASEやSTORESがありますが、手軽にECサイトを始めたい個人や小規模事業者に向いており、事業拡大を目指す場合はShopifyがお勧めです。
shopify認定パートナーとは?
Shopify認定パートナーは、Shopifyの審査を経て、その専門知識と実績が認められたプロフェッショナルです。ストア構築、デザイン、アプリ開発などの専門知識を持っています。
Shopify認定パートナーに依頼するメリット
- カスタマイズと高度なソリューション:標準的なテーマやアプリの機能を超えた、独自の機能、特性、デザインを提供することができます 。
- 売上とパフォーマンスの向上:成約率の向上、SEOの改善など効果的なマーケティング戦略の実施の支援が可能なので、全体的なストアパフォーマンスの向上につながります。
- Shopifyストアの立ち上げ、管理、改善において、貴重な時間を節約し、効率を大幅に向上させることにつながります 。特に、ECサイト運営の経験がない場合、Shopifyストアの作成と管理には多大な時間がかかる可能性があります。
それでは、shopify認定パートナーをご紹介します。
シェア株式会社
出典元:公式サイト
シェア株式会社は、福岡市に拠点を置くEC支援企業です。
インターネット通販の企画・商品開発から、サイト構築・運営、集客・広告サポートまでを一貫して提供しています。
自社で複数のECサイトを運用し、実務に基づいた提案が強みです。競争の激しい化粧品・健康食品の単品通販や、アパレル雑貨、飲食店の新事業形態としてのお取り寄せグルメなど、多岐にわたる分野での成功体験を活かしています。
また、主にShopifyとAmazonを軸に採用し、商品や戦略、社内体制に応じたECサイトを提案します。
さらに、九州の伝統工芸品や産直EC、お取り寄せグルメ、ふるさと納税の返礼品企画など、地域産業のオンライン流通を積極的に支援しています。
トランスコスモス株式会社
出典元:公式サイト
トランスコスモス株式会社は、1966年創業の東証プライム上場企業で、東京都豊島区に本社を構えています。
グループ全体で約7万人の従業員を擁し、世界35の国と地域・181拠点で事業を展開しています。
同社は、デジタルマーケティング、EC、コンタクトセンター、BPOなどを統合した「DECサービス」を提供し、企業の売上拡大とコスト最適化を支援しています。
また、AIやチャットボット、音声認識などの先端技術を活用し、顧客体験の向上と業務効率化を実現しています。
さらに、グローバルECワンストップサービスを通じて、企業の海外展開を包括的にサポートしています。
株式会社ウェブライフ
出典元:公式サイト
株式会社ウェブライフは、2022年にウェブライフジャパン、デジタルステージ、クリプトメリアの三社が合併して設立された、東京都港区に本社を置く企業です。
主にEC構築・運用支援、ノーコードCMS、映像・CG制作の3事業を展開しています。
Shopify Premierパートナーとして、350社以上の導入実績を持つ「BiNDec」を提供し、2021年と2023年には「Shopify Partner of the Year」を受賞しました。
また、累計20万ユーザーを超えるノーコードCMS「BiNDup」や、ブランドビジュアルを手掛ける「CRYPTOMERIA」も展開し、企業のデジタル戦略を総合的に支援しています。
株式会社アイル
出典元:公式サイト
株式会社アイルは、1991年設立の独立系SIerで、基幹業務システム「アラジンオフィス」やBtoB向けWeb受発注システム「アラジンEC」などを展開し、企業のDXを支援しています。
「Real」と「Web」の融合を図る「CROSS-OVERシナジー戦略」により、業種特化型ソリューションを提供し、再契約率98.4%を誇ります。
2024年7月期の連結売上高は175億円、従業員数は1,008名で、東京・大阪・名古屋に拠点を構えています。
企業理念「FREE, LOVE & DREAM」のもと、顧客と社員の双方に価値を提供し続けています。
株式会社ハックルベリー
出典元:公式サイト
株式会社ハックルベリーは、東京都世田谷区に本社を構えるEC支援企業です。
Shopifyを中心に、ECサイト構築から運営支援、アプリ開発までを一貫して提供し、特に「定期購買」や「All in gift」などのアプリは高評価を得ています。
エンジニア比率34%の体制で、日々の機能改善を迅速に行い、顧客体験の向上を追求しています。
また、売上規模や業種に応じた柔軟なソリューションを提供し、国内外の多様なEC事業者を支援しています。
自社に合ったShopify認定パートナーを選ぶ5つのポイント
ここまでShopify認定パートナーをご紹介しましたが、結局どうやって自社に合った業者を選べば良いの?という疑問にお応えするために、選び方を解説します。
パートナーのタイプと専門分野
得意・不得意な分野があります。
例えば、ストア構築、テーマ開発、アプリ開発、マーケティングなどです。
あなたのビジネスのステージやニーズに合った専門知識を持つパートナーを選びましょう。
例えば、ストアのデザインを刷新したい場合はデザインに強いパートナー、特定の機能を追加したい場合はアプリ開発に強いパートナーを探すのが効果的です。
実績とポートフォリオ
パートナーの過去の実績を確認しましょう。どのようなストアを構築したのか、どのようなアプリを開発したのか、具体的な事例を見ることで、そのパートナーのスキルや得意な分野を把握できます。
あなたのビジネスと類似した業種や規模のストア開発経験があるかどうかも確認すると良いでしょう。
コミュニケーションと相性
パートナーとのコミュニケーションが円滑に進むかどうかは、プロジェクトの成功に大きく影響します。
問い合わせ時の対応の早さ、説明の分かりやすさ、質問への丁寧な回答などを確認し、信頼できると感じられるパートナーを選びましょう。
直接話してみて、相性が良いと感じられるかどうかも重要です。
提供サービスとサポート体制
ストア構築だけでなく、運用支援、マーケティングサポート、コンサルティングなど、幅広いサービスを提供しているパートナーもいます。
あなたのビジネスに必要なサポートが揃っているか確認しましょう。
構築後のサポート体制(保守、トラブル対応など)についても確認しておくと安心です。
費用
複数のパートナーから見積もりを取り、費用を比較検討しましょう。
費用の内訳(初期費用、月額費用、追加費用など)を明確に確認し、どのような時にどんな費用が掛かるのかを確認します。
ただし、安さだけで選んではいけません。提供されるサービスの質や内容を総合的に判断することが重要です。
特にマーケティングなど成果が出るまである程度、時間のかかる施策については、お試しやテストでご依頼できるかどうかも重要です。
まとめ
この記事では、ECサイト構築プラットフォームShopifyのパートナー選びの重要性と、最適なパートナーを見つけるためのポイントを解説しました。
Shopifyの機能を最大限に活用し、売上向上や業務効率化を実現するためには、自社のステージや課題にあったパートナー選びが不可欠です。
ここまで解説した内容の重要な重要なポイントは以下の通りです。
- Shopifyパートナー:Shopifyが正式に認め、ECサイト構築、アプリ開発、マーケティングなど、Shopifyに関する専門的な知識やスキルを持っている
- パートナーの種類:Shopify Experts、Shopify Plus Partners、アプリ開発パートナーなど、得意分野や規模によって様々な種類が存在するため、自社のステージや課題に合った業者を選択しなければならない。
- パートナーを利用するメリット:自社だけでは難しいカスタマイズや連携、最新トレンドに基づいた戦略立案などが期待できる。あなたは、商品開発や企画など、自社にしかできないことに時間を多く使えるようになる。
- パートナー選びのポイント:パートナーの得意分野、実績、コミュニケーション、サポート体制、費用を確認して総合的に決める。(注意点:コストだけで選ばない。複数のパートナーを比較検討するなどが重要。)
在庫管理システムを導入する
Shopifyを導入したものの在庫管理が疎かでは、「あるはずの在庫が無い」、「注文を二重で受け付けてしまった」などのトラブルが起こりがちです。ECサイトの運営を始めたら在庫管理も同時に始めなければいけません。
その際は、Shopifyと連携可能な在庫管理システムを導入することで、煩雑な在庫管理業務を自動化し、人的ミスを削減、効率的な運営を実現できます。リアルタイムでの在庫状況把握は、機会損失を防ぎ、顧客満足度向上にも繋がります。
在庫管理110番では、自社開発の在庫管理システム「成長する在庫管理システム」を提供しています。
自社の業務に合った機能をカスタマイズで追加することが可能です。
Shopifyと連携することで、機会損失を防ぎより多くの売上を上げられるようになります。ぜひ、詳細はこちらをご覧ください。
低コストで自社に必要な機能を持ったシステムが導入できる
在庫管理に関するご質問・ご相談
また、今回の記事内容を踏まえ、自社に最適な販売管理システム選びや、在庫管理を含めた業務全体の最適化についてご検討の際は、お気軽にご相談ください。専門の在庫管理アドバイザーが丁寧に対応させていただきます。
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