こんにちは、在庫管理アドバイザーの岡本です。
社内での在庫管理について、下記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
「エクセルでの在庫管理が限界で、もっと効率的な方法を知りたい」
「在庫管理アプリを導入したいが、どれを選べばよいかわからない」
「無料アプリと有料アプリ、どちらを選ぶべきかわからない」
商品や資材などの在庫管理は、多くの企業にとって重大な課題の一つです。
適切な在庫管理を行うことで、過剰在庫の減少や在庫切れの解消など、さまざまな問題解決につながり、結果として企業の生産性向上に寄与します。
現在、多くの企業がエクセルを用いて在庫管理を行っていますが、スマートフォン向けアプリやシステムの導入を検討する企業が増えてきました。
そこで本記事では、在庫管理の効率化を目指す方に向けて、在庫管理アプリの基本機能や選び方、おすすめアプリ17選を詳しく解説します。
有料・無料アプリの比較や導入事例も紹介するため、自社に最適なアプリを見つけられるはずです。
本記事を読んで、自社に合った在庫管理アプリを導入して、在庫管理の効率化を進めつつ、ミスや在庫ロスを減らしましょう。
在庫管理の効率化を目指している方には「成長する在庫管理システム」がおすすめです。
実務に精通した在庫管理アドバイザーが、あなたの会社の業務実態や運用レベルに照らし合わせてベストな機能を提案します。
また、最短4回の仕様打ち合わせと約2ヵ月の開発期間で、運用開始までの期間を短縮します。さらに、開発費を約78%削減し、短期間・低コストでの導入を実現しています。
社内で在庫管理にリソースを奪われていたり、システムの導入に不安を抱いたりしている方は、以下のリンクよりぜひお試し版を利用してみてください。
目次
- 1 在庫管理アプリ(ストック管理アプリ)とは?
- 2 在庫管理アプリの4つの選び方|導入で失敗しないために確認すべきポイント
- 3 【比較表】在庫管理アプリのおすすめ17選
- 4 【有料】在庫管理アプリのおすすめ9選
- 4.1 1. 成長する在庫管理システム|低コストで必要な機能だけをカスタマイズ可能な「使い切れる」在庫管理アプリ
- 4.2 2. Telest(テレスト)|シンプルなメニューとレイアウトが特徴の中小企業向け在庫管理アプリ
- 4.3 3. ロジクラ|店舗の在庫とEC・卸の在庫をリアルタイムで連携・管理可能
- 4.4 4. ユビレジ在庫管理|データのリアルタイム更新と自動集計機能が特徴
- 4.5 5. kintone備品在庫管理アプリ|入出荷数を記録すると現在の在庫数を自動計算
- 4.6 6. 備品管理クラウド|製品ラベルを読み取るだけで機器の情報まで自動で入力
- 4.7 7. PigeonCloud|在庫管理だけでなく、顧客情報や問い合わせ内容の管理も可能
- 4.8 8. WMSics|商品の在庫状況をリアルタイムで可視化
- 4.9 9. ナノ倉庫|オフラインでもバーコードや写真などから商品を検索可能
- 4.10 【無料】在庫管理アプリのおすすめ8選
- 4.11 1. zaico|入出庫管理から発注・棚卸まで業務を自動化するクラウドアプリ
- 4.12 2. monoca 2|商品コードや型番、製造番号など多種多様な情報を管理できるアプリ
- 4.13 3. ハウメニ|入出庫・履歴管理に絞ったシンプルな機能が特徴
- 4.14 4. Tana(タナ)|11種類のバーコードに対応し、入庫・出庫・棚卸を簡単に管理可能
- 4.15 5. 複数カウンター|在庫数の増減をカウンター形式で管理
- 4.16 6. リストック|備品や食品の消費期限や賞味期限管理ができる中小・家庭用のアプリ
- 4.17 7. クラプロ|スマートフォンでの入荷・出荷・検品作業、在庫数のアラート設定など、多くの機能を無料で利用できる
- 4.18 8. Square|無料プランでも登録できる商品数に制限なし
- 5 在庫管理アプリの料金相場はいくら?
- 6 在庫管理アプリを利用する2つのデメリット
- 7 現場で選ばれる在庫管理アプリ「成長する在庫管理システム」の導入事例3選
在庫管理アプリ(ストック管理アプリ)とは?

在庫管理アプリとは、品物や製品などの在庫管理業務に特化したツールです。
パソコンやスマートフォンなどのOS上で使えるもので、商品の入出荷や資材・原材料の使用数量に応じて在庫数を増減するなど、在庫管理業務の効率化・簡略化に役立つように設計されています。
また、在庫管理アプリには「事業用」と「家庭用(個人用)」があります。
事業用の主な用途は、商品・資材・原材料の管理です。一方、家庭用は消耗品や食材の管理に適しています。
在庫管理アプリはエクセルでの管理に比べて使い勝手が良く、初心者でも簡単に使用できます。
ビジネスのニーズに合ったアプリを選択すれば、業務の手間を省けて、在庫管理が効率的になるでしょう。
在庫管理アプリの機能
在庫管理アプリは、ビジネスでの在庫管理の効率化を図るための強力なツールです。
アプリによって搭載されている機能や項目は多種多様なので、それぞれの企業が抱える課題に合ったものを選ぶとよいでしょう。
以下に在庫管理アプリの機能をまとめました。
・在庫データの登録
在庫管理アプリでは、商品の登録や更新が簡単に行えます。カウンター形式やバーコードスキャンなど、直感的な操作でリアルタイムに在庫データを反映できます。これにより、従業員による入力ミスを防ぎ、常に正確な在庫情報を保持可能です。複数の担当者が同時にデータを更新しても整合性が保たれ、業務の効率化が図れます。
・入出庫記録の保存
在庫管理アプリは、物品の入庫から出庫までの一連の流れを詳細に記録します。数量、日付、顧客情報などのデータが自動的に保存され、在庫の追跡が容易に行えます。過去の取引履歴も遡って確認できるため、予測や分析がしやすくなります。
・商品画像撮影
スマートフォンやタブレットのカメラを使用して、商品の画像をデータベースに保存できます。これにより、文字情報だけでは判断しにくい商品を一目で識別でき、棚卸しや在庫確認の作業がスムーズになります。特に類似商品が多い業種や、多品種の商品を取り扱う場合に有効です。
・QRコード・バーコード読み取り機能
QRコードやバーコードをスキャンすると、在庫情報に迅速にアクセスできます。それにともない、商品の検索やデータ入力のスピードが大幅にアップします。バーコードスキャンは特に、在庫管理の精度と効率を高めるための必須機能です。
・マルチユーザーアクセス
複数のアカウントで同時にログインできる機能により、複数の担当者がリアルタイムで在庫情報を確認・編集できます。外出中や営業時間外でも在庫状況を把握できるため、業務の柔軟性が増します。チーム全体で情報を共有すれば、迅速な意思決定が可能になります。
・アラート(お知らせ機能)
在庫が一定数以下になった時や商品の消費期限が近づいた時に、自動で通知を送信します。在庫切れや期限切れのリスクを未然に防ぎ、適切なタイミングでの補充や処分が可能になります。
・レポートと分析
在庫の動向をグラフやレポートとして視覚化する機能があります。それにより、在庫の最適化や需要予測がしやすくなり、無駄な在庫や過剰な発注を防ぐといった戦略的な在庫管理が実現できます。
・ロケーション管理
複数の倉庫や店舗を一元管理できる機能で、在庫の移動や転送を追跡できます。どのロケーションに何があるかを把握できるため、物品の探しやすさが向上し、管理の効率が劇的に改善します。複数の拠点で在庫を管理する企業にとって、重要な機能です。
在庫管理システムとの違い
在庫管理アプリとよく比較されるものに、在庫管理システムがあります。両者には導入方法や機能の面でいくつかの違いがあります。
まず、在庫管理システムは本格的な在庫管理を行うためのツールであり、ハードウェアの準備や環境整備が必要になるケースが多くあります。一方、在庫管理アプリはスマートフォンやパソコンにインストールして初期設定を行えばすぐに使えるため、導入の手間が少ないのが特徴です。
また、在庫管理システムは受発注管理や在庫分析など、多機能で大規模な運用に向いています。対して、在庫管理アプリはシンプルな在庫の記録・確認を主な目的としており、機能が限定されているものがほとんどです。
そのため、複数の販売チャネルや倉庫を管理したい場合には在庫管理システムが適しています。一方で、コストを抑えて導入したい場合や、最低限の機能で十分なケースでは在庫管理アプリが便利です。
在庫管理アプリの4つの選び方|導入で失敗しないために確認すべきポイント

在庫管理アプリには多くの種類があり、それぞれに機能や操作性、価格などが異なります。そのため、安易に選んでしまうと「使いにくい」「自社の業務に合わない」といった失敗につながる恐れがあります。
こうしたリスクを避けるためには、導入前に以下の5つのポイントを確認することが大切です。
- 導入目的に合った機能が備わっているか
- 導入費用が適切か
- オフラインでも使用できるか
- 既存システムとの連携は可能か
ここでは、在庫管理アプリを選ぶ際に押さえておきたい5つの確認項目を紹介します。
1.導入目的に合った機能が備わっているか
在庫管理アプリを選ぶ際は、まず「なぜ導入するのか」を明確にすることが重要です。目的が曖昧なまま選んでしまうと、必要な機能が足りなかったり、業務に合わなかったりと、導入後に後悔するリスクが高まります。
たとえば、以下のような目的が考えられます。
- 複数の担当者や拠点で在庫を共有・管理したい
- POSレジと連携して在庫状況を把握したい
- 倉庫の在庫をリアルタイムで確認したい
目的に応じて必要な機能は異なるため、自社の業務に合った機能が備わっているかを事前に確認しましょう。
QRコードやバーコードの読み取り、在庫不足のアラートなど、アプリによって搭載されている機能はさまざまです。アプリを業務にしっかりと組み込むためにも、機能面の確認は欠かせません。
2.導入費用が適切か
在庫管理アプリの導入費用は、搭載機能やアプリの規模によって大きく異なります。初期費用や月額料金が無料のものもありますが、機能制限があるケースが多いため注意が必要です。
また、カスタマーサポートや追加機能などのオプションを利用する場合は、別途費用が発生するケースがあります。
したがって導入時には、必要な機能と予算のバランスを見極めることが重要です。要件が固まっていない段階では、無料版を試し、要件が明確になってから有料版に切り替えるのもよいでしょう。
費用相場に関しては「在庫管理アプリの料金相場はいくら?」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3.オフラインでも使用できるか
在庫管理アプリは、倉庫や電波が届きにくい場所、外出先など、インターネット接続が不安定な環境で使う場面もあります。そのため、オフラインでも在庫の登録や確認ができるかをチェックしましょう。
理想的なのは、オフラインで入力したデータが、ネットワーク接続時に自動的にクラウドへ同期されるタイプのアプリです。こうした機能があれば、急なトラブルや電波状況に左右されず、業務をスムーズに続けられます。
4.既存システムとの連携は可能か
在庫管理アプリは、販売や会計など他の業務システムとデータを共有することで、関連業務の効率を大きく向上できます。そのため、既存システムと連携できるかどうかを導入時に確認しておきましょう。
例えば、POSシステムと連携すれば、販売のたびに在庫数が自動で更新され、手入力の手間やミスを防げます。会計ソフトと連携すれば、入出金データの反映や売上管理がスムーズになり、経理業務の負担を軽減できます。
導入前には、どのシステムと連携する必要があるのかを整理し、対応状況を必ず確認してください。
【比較表】在庫管理アプリのおすすめ17選

本項では、記事内で紹介するおすすめの在庫管理アプリを表にまとめました。
特徴や搭載機能をまとめているので、自社に合うアプリを効率よく見つけたい方はぜひ参考にしてください。
アプリ名 | ポイント | 搭載機能 | 費用 |
成長する在庫管理システム | ・スピーディーに導入でき、低コスト低負担 ・企業の管理レベルに適した機能を提案 ・追加料金なしでユーザー数や導入台数を増加できる | 入出庫管理、ロケーション管理、顧客・販売支援、棚卸、分析・集計、マスタ管理 など ※必要な機能を選択して追加することも可能 | 要問合せ |
Telest | ・中小企業向け ・在庫状況を通知で知らせてくれる ・ダッシュボード機能で売上や在庫状況をわかりやすく可視化 | バーコードスキャナー、賞味期限管理、廃止製品の通知、請求書作成など | ¥1,650~/月 |
ロジクラ | ・複数の拠点・店舗や委託倉庫の在庫を管理可能 ・フリーロケーション管理機能(空いているスペースに自由に商品を保管する在庫管理機能)を搭載 ・専任のカスタマーサクセスチームが、初期設定から運用までサポート | 在庫管理、倉庫管理、入荷・入庫、受注、出荷予定、ピッキング、検品、送り状・納品書作成など | ¥12,800~/月 |
ユビレジ在庫管理 | ・在庫データをリアルタイムで更新、集計 ・独自バーコードを作成可能 ・自動発注アラートも搭載 | リアルタイム在庫確認、データ自動集計、自動発注アラート、独自バーコード作成など | ¥6,900~/月 |
kintone備品在庫管理アプリ | ・自分好みのアプリデザインに変更できる ・在庫数の即時確認や入出庫履歴の連携が可能 ・在庫数をグラフ化できる | 在庫数の自動計算、在庫数のグラフ化など | ¥1,000~/月 |
備品管理クラウド | ・バーコードを読み取るだけで簡単に登録できる ・購入時期や稟議書などもまとめて記録できる ・リマインド機能やQRコード付きのラベルを発行できる機能が搭載 | 台帳管理、メール通知、バーコード登録、棚卸機能、リマインド通知、書類管理など | ¥5,000~/月 |
PigeonCloud | ・顧客情報や問い合わせなども管理できる ・マルチデバイスに対応している ・データ分析によるレポートを作成できる | ワークフロー、帳票出力、カレンダー表示、グラフ表示、集計、計算、権限設定など | ¥1,100~/月 |
WMSics | ・商品、ロケーション別に在庫をリアルタイムで確認できる ・空きスペースを可視化できる ・条件別で商品を管理可能 | 指示書出力、ラベル発行、品目別在庫照会、ロケーション別在庫照会、棚卸、マスタ管理など | 要問合せ |
ナノ倉庫 | ・インターネット接続なしでも在庫管理ができる ・iCloudやメールなどとも連携できる ・インターフェースがシンプルでわかりやすい | 在庫数管理、売上高、 マージンおよび利益に関する報告を作成、カタログ管理、バーコード検索、受取勘定、支払債務管理など | ¥500 |
zaico | ・入出庫から棚卸まですべてを担ってくれる ・登録時にQRコードを生成してくれる ・データがクラウドに保存される | 在庫データの一括登録、画像・ファイル添付、コードスキャン、通信の暗号化など | 無料版:¥0 有料版:¥3,980~/月 |
monoca 2 | ・商品コードや地図情報などさまざまな情報を登録できる ・バーコードを利用して登録できる ・在庫状況をリアルタイムで複数人に共有できる | カテゴリ機能、バーコードスキャン、分類・検索機能など | 無料版:¥0 有料版:¥980 |
ハウメニ | ・シンプルで簡単に利用できる ・小規模利用に適している ・データがクラウドに保存される | 入出庫登録、バーコードスキャン、クラウドデータ保管など | 完全無料 |
Tana | ・入出庫管理や棚卸を無料で利用できる ・11種類のバーコードに対応している ・データは3重にクラウド上でバックアップされる | 在庫の共同管理、バーコードスキャン、クラウドでのデータ保管、棚卸など | 無料版:¥0 有料版:¥200~/月 |
複数カウンター | ・ドラッグ操作で並び替えができる ・iCloud上にバックアップを取れる ・複数人でデータを共有できる | カテゴリ分類、自由配置、出力、タップ音切り替え、バイブレーション切り替えなど | 無料版:¥0 有料版:¥100~ |
リストック | ・賞味期限や消費期限を管理できる ・期限切れ前に通知で知らせてくれる ・家庭や小規模企業に適している | バーコードスキャン、期限日前通知、複数デバイスでの共有、登録済みストックのコピーなど | 無料版:¥0 有料版:¥180~ |
クラプロ | ・無料でコードスキャンやアラートを利用できる ・荷数や出荷額などの重要度を分類する「ABC分析レポート」機能を搭載 ・有料プランと変わらない機能を無料で利用できる | 商品項目カスタマイズ、入出荷先管理、ロケーション管理、ABC分析など | 無料版:¥0 有料版:¥980~/月 |
Square | ・無料プランでも登録できる商品数に制限がない ・登録した情報がPOSレジにそのまま反映される ・商品別の売り上げも確認できる | 在庫管理、在庫予測、注文書作成、取引先管理など | 無料版:¥0 有料版:要問合せ |
次項から、それぞれの在庫管理アプリの特徴を紹介します。
【有料】在庫管理アプリのおすすめ9選

ここでは、有料の在庫管理アプリを厳選して9つ紹介します。
有料版は、無料版に比べて機能が充実しており、業務効率化やサポート体制を重視する企業に適しています。具体的な特徴や導入メリットを踏まえ、次項で詳しく見ていきましょう。
なお、クラウド型の在庫管理システムを探している方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
☑あわせて読みたい: 【2023年】おすすめのクラウド型在庫管理システム9選!
1. 成長する在庫管理システム|低コストで必要な機能だけをカスタマイズ可能な「使い切れる」在庫管理アプリ

成長する在庫管理システムは、低コスト・短期間・低負担で導入できる在庫管理アプリ・システムです。
「使い切れる」を開発コンセプトとしており必要最小限の機能を自由にカスタマイズできる仕組みを提供しています。無駄な機能を省き、最適なシステムを導入し、効果的に運用することを目指しています。
要件定義にあたる仕様打ち合わせは最短4回で完了し、開発期間はわずか2ヵ月です。これまでの事例では、要望をいただいてからすべて6ヵ月以内に導入を実現してきました。短期間で稼働できるスピード感が大きな強みです。
さらに、一般的に自社仕様の機能を開発すると600万円以上の費用がかかりますが、成長する在庫管理システムは開発費を約78%削減しています。コストを抑えながらも、自社の業務フローに合わせたシステムを導入可能です。
利用環境も柔軟で、ユーザー数や使用端末を無制限に増やせます。クラウド対応のため、場所を選ばず誰でもアクセスでき、追加料金も発生しません。
30日間無料で使える「成長する在庫管理システム」のお試し版をご用意しておりますので、以下のリンクからチェックしてみてください。
費用:要問合せ
2. Telest(テレスト)|シンプルなメニューとレイアウトが特徴の中小企業向け在庫管理アプリ

Telestは中小企業向けの在庫管理アプリです。シンプルなメニューとレイアウトで、在庫状況の更新や製品登録を簡単に行えます。
モバイル版だけでなくデスクトップ版もあるため、使用シーンに合わせた使い分けができます。
在庫数が少なくなるとプッシュ通知で知らせ、在庫状況をまとめたメールを毎日自動配信します。これにより、在庫不足を防ぎ、補充のタイミングを逃しません。
加えて、ダッシュボード機能で売上や在庫状況をわかりやすく可視化できるため、発注の判断をスムーズに行えます。在庫切れや過剰在庫のリスクを減らし、業務全体の効率を高められます。
費用:¥1,650~/月
3. ロジクラ|店舗の在庫とEC・卸の在庫をリアルタイムで連携・管理可能

ロジクラは、複数の倉庫や店舗の在庫状況を一元管理できるアプリです。複数の拠点・店舗や委託倉庫の在庫もすべて管理可能です。
また、フリーロケーション管理機能(空いているスペースに自由に商品を保管する在庫管理機能)を搭載しています。倉庫スペースを最大限に活用でき、出荷時には目的の商品を素早く見つけられるため、業務の効率が大幅に向上します。
外部サービスとの連携機能が充実しており、受注管理システムと連携することで、バーコードをスキャンするだけでネットショップの在庫数を自動で更新できます。
これにより、手入力による更新作業や在庫反映の遅れを防ぎ、受注から出荷までの処理がスムーズになるでしょう。
導入後は専任のカスタマーサクセスチームが、初期設定から日常運用までをサポートします。設定や運用上のトラブル解決も任せられるため、自社での負担を最小限に抑えながら利用開始できます。
費用:¥12,800~/月
4. ユビレジ在庫管理|データのリアルタイム更新と自動集計機能が特徴

ユビレジ在庫管理では、在庫データをリアルタイムで更新し、自動的に集計できるため、各店舗の情報を常に最新状態で反映できます。複数店舗を運営している企業でも、全店舗の売上や在庫の情報を一元管理可能です。
バーコードのない商品でも、プリンタ―を利用して独自バーコードを生成できます。バーコードの読み取り機能も搭載されているため、商品を簡単に登録できるでしょう。
また、自動発注アラートが搭載されている点も魅力です。直近の在庫変動を分析し、在庫切れを予測して事前に通知するため、適切な在庫管理を実現できます。
費用:¥6,900~/月
5. kintone備品在庫管理アプリ|入出荷数を記録すると現在の在庫数を自動計算

kintone備品在庫管理アプリは、さまざまな業務アプリを構築しているkintoneのアプリです。自社の運用に合わせて、画面レイアウトや入力項目を自由にカスタマイズできるため、使いやすい仕組みに調整可能です。
なかでも「製品在庫管理パック」では、製品マスタと在庫管理機能を組み合わせることで、現在の在庫数を即時に確認でき、入出庫の履歴も自動で記録されます。
さらに、在庫数をグラフで可視化できるため、在庫状況を一目で把握可能です。発注漏れや在庫不足、過剰在庫のリスクを軽減できます。
費用:¥1,000~/月
6. 備品管理クラウド|製品ラベルを読み取るだけで機器の情報まで自動で入力

備品管理クラウドは、バーコードを読み取るだけで商品のスペックまで自動入力でき、簡単に商品登録ができるアプリです。
商品の基本的な情報に加えて、購入時期や稟議書、現在の利用状況などもまとめて記録できます。これにより、在庫だけでなく、利用履歴や管理書類も含めた詳細な情報を把握できます。
また、保証期間などを知らせてくれるリマインド機能や、QRコード付きラベルを発行できる機能なども豊富です。これらの機能を使えば、在庫の管理だけでなく、備品の期限や状態もまとめて把握できるので、管理がラクになります。
費用:¥5,000~/月
7. PigeonCloud|在庫管理だけでなく、顧客情報や問い合わせ内容の管理も可能

PigeonCloudは、在庫管理だけでなく顧客情報や問い合わせ、請求の管理などもできるため、さまざまな業務に活用できる魅力があります。誰でも迷わずに使用できるシンプルな画面構成が特徴です。
スマートフォンやタブレットなど複数のデバイスに対応しており、外出先からでも最新の在庫数を確認できます。さらに、複数の担当者が同時に作業できるので、情報共有もスムーズです。
加えて、登録したデータを自動で分析し、グラフやレポートとして表示できます。これにより、売上や在庫状況を一目で把握でき、発注漏れや在庫不足、過剰在庫のリスクを防げます。
費用:1,100~/月
8. WMSics|商品の在庫状況をリアルタイムで可視化

WMSicsは製造業に特化した在庫管理アプリで、商品別、ロケーション別に在庫情報をリアルタイムで確認できます。ほかにも、期限日やロット番号(製品に付与される識別番号)など、商品を条件別に管理可能です。
商品ごとに割り当てられたバーコードなどと連携することで、どの商品がどこにあるかを正確に把握できます。そのほかにも、倉庫内の空きスペースを可視化できるため、商品を効率的に配置でき、入出庫管理や棚の入れ替え作業もスムーズになります。
また「固定ロケーション」(商品を決まった棚や場所に保管する方法)と「フリーロケーション」(空いている場所に柔軟に商品を保管する方法)の両方に対応しています。
そのため、自社の業務フローに合わせた最適な在庫管理が可能です。
費用:要問合せ
9. ナノ倉庫|オフラインでもバーコードや写真などから商品を検索可能

ナノ倉庫は、インターネット接続なしでも在庫管理ができ、バーコードや写真、商品名から商品を検索できるiOS向けのアプリです。
iCloudやメールと連携できるため、在庫データを自動でバックアップでき、データ消失リスクを防げます。
さらに、画面レイアウトはシンプルで直感的です。販売価格やコスト、在庫数などの項目を色分けして表示できるため、重要な情報を一目で確認でき、商品管理がよりスムーズになります。
費用:¥500
【無料】在庫管理アプリのおすすめ8選

ここまでは有料の在庫管理アプリを紹介しました。続いては、無料で利用できるおすすめの在庫管理アプリを8個紹介します。
無料アプリは初期コストをかけずに導入でき、操作も比較的シンプルなものが多いため、まず試してみたい方に最適です。ぜひ参考にしてください。
1. zaico|入出庫管理から発注・棚卸まで業務を自動化するクラウドアプリ

zaicoは、入出庫から発注、棚卸まで在庫管理のすべての業務を効率化・自動化するアプリです。
商品の登録時にQRコードが生成されるため、スキャンすればデータの確認や検索、入出庫管理が可能となります。アプリはiOS・Androidのスマートフォンに対応しており、パソコンからもデータの登録や更新が可能です。
また、登録したデータはクラウド上に保存されるため、複数のユーザーで同時に在庫チェックができる点も魅力です。
費用:無料版¥0、有料版¥3,980~/月
2. monoca 2|商品コードや型番、製造番号など多種多様な情報を管理できるアプリ

monoca 2は、商品コードや型番、製造番号など、さまざまな情報を登録・管理できるアプリです。モノを期限や価格、写真などの情報とあわせて登録できる点が特徴です。
商品のバーコードをスキャンすると、Amazonなどのオンラインショッピングサイトから商品データを自動で取得し、簡単に登録できます。ただし、すべての商品やサイトに対応しているわけではないため、その点には注意が必要です。
また、データはすべてクラウドで管理されているため、商品情報の追加や編集内容はリアルタイムで他の端末や共有先に同期されます。これにより、複数人で同時に最新の在庫状況を確認できます。
費用:無料版¥0、有料版:¥980
3. ハウメニ|入出庫・履歴管理に絞ったシンプルな機能が特徴

ハウメニは、入出庫管理と履歴管理に特化した、シンプルで使いやすい在庫管理アプリです。バーコードやQRコードを読み取ってデータを登録でき、検索機能も備えています。
登録できる商品は最大50件のため、個人や小規模事業での利用に適しています。
さらに、データはクラウドに自動保存されるので、端末が変わっても情報を失わず、安全に管理できるのが特徴です。
費用:完全無料
4. Tana(タナ)|11種類のバーコードに対応し、入庫・出庫・棚卸を簡単に管理可能

Tanaは、大学の研究室から生まれたアプリで、入出庫管理や棚卸など、在庫管理の基本的な機能が搭載されています。
JANコード(EAN)とQRコードも含めた11種類のバーコードに対応しており、日本国内の商品はもちろん、海外の商品もスムーズに管理できます。アプリ自体が英語にも対応しているため、海外拠点や外国人スタッフがいる場合でもスムーズに利用できるでしょう。
登録したデータはクラウド上で3重にバックアップされるため、データ消失のリスクが低く、安心して管理できます。
費用:無料版¥0、有料版¥100~
5. 複数カウンター|在庫数の増減をカウンター形式で管理

複数カウンターは、在庫数の増減をカウンター形式で簡単に管理できるアプリです。登録したデータをドラッグして並び替えられるなど、操作性に優れた設計が特徴です。
さらに、オリジナルのカテゴリをいくつでも作成でき、各項目にメモを残せるため、細かな情報管理にも対応できます。
費用:無料版¥0、有料版¥300
6. リストック|備品や食品の消費期限や賞味期限管理ができる中小・家庭用のアプリ

リストックは、備品や食品の消費期限や賞味期限を管理できるアプリです。現在どのアイテムが備蓄されているか、足りないものは何かを簡単に確認できます。
また、期限が近づくと通知で知らせてくれるため、消費期限切れや在庫不足を防ぐことができます。
シンプルな設計で家庭利用に適しており、小規模オフィスや個人事業主にもおすすめです。
費用:無料版¥0、有料版¥180~
7. クラプロ|スマートフォンでの入荷・出荷・検品作業、在庫数のアラート設定など、多くの機能を無料で利用できる

クラプロは、無料で豊富な機能を使える在庫管理アプリです。QRコードやバーコードをスキャンして商品を登録できるほか、棚卸機能や在庫数のアラート通知機能も利用できます。
また、出荷数や出荷額などの重要度を分類する「ABC分析レポート」機能を搭載しています。これにより、売れ筋商品と低回転商品の優先順位を明確にでき、在庫計画や発注の精度を高められます。
無料プランでは登録できる商品数やメンバー数に制限がありますが、利用できる機能は有料版とほぼ同じです。そのため、主要な機能を試しながら、自社に合うかどうかを確認してから本格導入に移行できます。
費用:無料版¥0、有料版¥980~
8. Square|無料プランでも登録できる商品数に制限なし

Squareは、無料プランでも登録できる商品数に制限がない在庫管理アプリです。バーコード読み取り機能や在庫アラート機能も無料で利用できます。
登録した商品情報はPOSレジと連動し、商品が売れるたびに在庫数が自動で更新されます。在庫数や売上データはレポートとしてまとめてダウンロードできるため、管理や分析が簡単です。
各店舗の販売状況を比較しやすいというメリットもあります。
費用:無料版¥0、有料版:要問合せ
在庫管理アプリの料金相場はいくら?

在庫管理アプリは、利用できる機能やユーザー数に応じて料金が異なります。
一般的に、小規模向けプランは月額5,000円程度、大規模向けプランは月額5万円程が相場です。
また、POSレジやECショップなどとの連携には、オプション料金が発生する場合があります。そのため、基本料金だけでなく、追加機能の有無やコストも事前に確認しておくことが重要です。
料金はアプリによって大きく異なるため、必要な機能とユーザー数を基準に、自社に最適なプランを選びましょう。
在庫管理アプリを利用する3つのメリット

ここでは、在庫管理アプリを利用する3つのメリットを紹介します。
- 低コストで導入できる
- 場所を問わず在庫状況を確認できる
- 過剰在庫や在庫切れを防止できる
それぞれ詳しく解説します。
1.低コストで導入できる
在庫管理アプリは、月額数百円から数千円程度と、比較的低コストで利用できるものが多くあります。
料金体系は、定額制のサブスクリプション型や、1回ごとの買い切り型など、アプリによってさまざまです。
なかには無料で使えるアプリもあるので、初期費用を抑えて導入したい方にも適しています。
2.場所を問わず在庫状況を確認できる
在庫管理アプリを使えば、パソコンを起動する必要がなく、外出先でもスマートフォンから在庫状況を簡単に確認できます。そのため、商談中に顧客から在庫を聞かれた場合でも、即座に回答でき、臨機応変な対応が可能です。
需要の高い商品は、外出先でもその場で確保できるため、クライアントからの要望に即応でき、顧客満足度の向上にもつながります。
3.過剰在庫や在庫切れを防止できる
過剰在庫や在庫切れを防ぐには、在庫状況をリアルタイムで把握し、需要を正確に予測することが重要です。
在庫管理アプリなら、販売や仕入れデータをもとに「どの商品をどれだけ確保すべきか」を判断でき、過剰在庫を最小限に抑えられます。これにより、保管コストの削減も可能です。
さらに、受発注に伴う在庫の増減を常に確認できるため、在庫切れを未然に防止できます。中には、在庫数が一定の基準を下回った際にアラートで通知するアプリもあり、欠品による販売機会の損失や顧客満足度の低下を防ぐのに役立ちます。
在庫管理アプリを利用する2つのデメリット

メリットの多い在庫管理アプリですが、以下のようなデメリットも存在します。
- 導入や定着まで時間がかかる
- 無料アプリは機能に制限がある
それぞれ詳しく紹介します。
1.導入や定着まで時間がかかる
在庫管理アプリは便利ですが、導入後すぐに効果が出るわけではありません。運用を軌道に乗せるまでには、マニュアルの整備や社員向けの研修が必要です。
さらに、現場でアプリ操作に慣れるまで時間がかかるため、導入直後は作業効率がむしろ下がるケースもあります。成果を感じるまでには一定の期間が必要なため、導入スケジュールに余裕を持って計画しましょう。
2.無料アプリは機能に制限がある
在庫管理アプリには無料プランや無料トライアルがありますが、無料版では利用できる機能が制限されているケースがほとんどです。
そのため、コスト重視で無料版を選ぶと、必要な機能が不足し、作業効率が下がるリスクがあります。特に、複数拠点の管理や高度な分析が必要な場合は、無料版では対応できないケースが多いでしょう。
そのため、まずは無料版で操作性や基本機能を確認し、自社の業務に合うかを試したうえで、有料プランへの切り替えを検討しましょう。
現場で選ばれる在庫管理アプリ「成長する在庫管理システム」の導入事例3選

ここまで在庫管理アプリの特徴や選び方を解説しましたが「実際に導入した企業ではどんな効果があったのか?」が気になる方も多いでしょう。
そこで、在庫管理アプリ・システムの「成長する在庫管理システム」を導入した企業の事例を3つ紹介します。現場の課題がどのように解決されたのかを確認し、自社で導入する際の参考にしてください。
1.商品在庫の一元管理化でキャッシュフロー改善と顧客満足を実現
1点目は、スマートフォン用品の企画や自社EC販売を行う企業の事例です。
同社では、ネット販売と卸売りで在庫管理が複雑化し、最新の在庫数を合わせるのに手間がかかっていました。
解決策として、EC販売や卸売り、仕入れデータをすべて一元化できる在庫管理システムを導入しました。
導入後は、リアルタイムで正確な在庫を把握できるようになり、ネット販売での機会損失が解消されています。
また、在庫確認に1週間かかっていた作業が即時対応可能となり、発注回数も月1回から4回に増加しました。結果として、顧客満足度も高まり、キャッシュフローが大幅に改善しています。
従業員数 | 16名 |
事業内容 | スマートフォン用品の企画、自社EC販売、大手流通業者への卸売り |
悩み | 在庫管理の複雑化、余分な管理工数の存在 |
システム導入事例(商品在庫の一元管理化でキャッシュフロー改善と顧客満足を実現)
2.エクセルでの管理をシステムに集約し販売業務に注力可能に
2点目は、海外から仕入れた一点物の古着をオンラインや店頭で販売している企業の事例です。
同社では、商品管理から売上管理までをエクセルで行っていたため、作業が複雑化し、業務効率が低下していました。
そこで、管理業務を棚卸しして必要項目を整理し、在庫や顧客データをシステムに一元化しました。
導入後は、販促活動など付加価値の高い業務により多くの時間を使えるようになり、在庫の一元管理によって売上機会の損失を防ぐことにも成功しています。
また、顧客の購入履歴をすぐに確認できるようになったため、商品提案がしやすくなりました。
従業員数 | 6人 |
事業内容 | 一点物の古着を海外から買い付け、オンラインや店頭で販売 |
悩み | 商品管理から売上管理までをエクセルで行っており、作業が膨大化 |
3.手帳で行っていた現場とのやり取りをシステムに集約し、取違ミスゼロを実現
3点目は、関西を中心とした躰体工事を行っている企業の事例です。
同社では、ベテランの記憶と手帳のみによる管理によって負担が集中しており、ミスも多発しているという悩みを抱えていました。
解決策として、事務所からの資材依頼をシステムに一本化し、現場単位でどの資材があるかをシステムで確認できる仕組みにしました。
導入後は、現場から依頼された資材の有無や搬入日を正確に把握できるようになり、連絡ミスや勘違いによる取違いはゼロになりました。さらに、ベテランだけでなく事務員や若手社員でもスムーズに対応できるようになっています。
従業員数 | 40人 |
事業内容 | 関西を中心とした躰体工事 |
悩み | ベテランの記憶と手帳のみによる管理によって負担が集中しており、ミスも多発 |
【無料お試し版あり】在庫管理アプリをお探しなら「成長する在庫管理」

本記事では、在庫管理アプリの機能や選び方、アプリを使用する際の注意点などを紹介しました。
在庫管理システムはさまざまな種類が存在しており、企業の課題や規模によって適しているアプリが異なります。
それぞれのアプリの特徴を理解したうえで最適なものを導入し、自社の課題を解決しましょう。
また、個人・家庭用として便利な在庫管理アプリですが、大量の物品を管理する企業には、クラウド型在庫管理システムの導入がおすすめです。
「成長する在庫管理システム」は、在庫管理のプロが開発した、低コストで使いやすい在庫管理システムです。
特徴は、自社の成長に合わせて無駄なく必要な機能を自由にカスタマイズできる点です。さらに、1つのライセンスでユーザー数やインストール台数を無制限に追加でき、既存システムとの連携もできます。
30日間の無料お試しプランをご用意していますので、まずは実際の操作感を試してみてください。