『成長する在庫管理システム』5重のセキュリティ対策について

『成長する在庫管理システム』は、信頼性の高いMicrosoftのサーバーを使って、5重のセキュリティ対策を実施しています。

『成長する在庫管理システム』とは、「在庫管理110番」が提供する中小企業向けの<クラウド型在庫管理システム>です。自社サーバー内で開発をするオンプレミス型の在庫管理システムと違い、クラウド型の在庫管理システムでは、セキュリティ対策・内部統制をわざわざ社内で講じる必要がありません。

そのため、一般的にクラウドサービスは、運用に関する手間や時間の削減できるメリットがあると言われています。さらに、業務の効率化やコストダウンを図れることから、企業のDX推進に役立つツールとして、政府も積極的に推奨しています。

(参照:クラウドサービスとは?|総務省

しかし、クラウド型であれば、どんな在庫管理システムでも良いというわけではありません。データは、外部のネットワーク環境で管理されることになります。そのため、在庫管理システムのインフラ側におけるセキュリティ対策の質が重要です。

『成長する在庫管理システム』では、以下のセキュリティ対策によって、データの情報漏洩と消失リスクから貴社をお守ります。

  1. 信頼性の高いMicrosoftのサーバー
  2. 専用アプリケーション
  3. 閉ざされた通信環境
  4. ID・パスワード
  5. 通信の暗号化

これらの対策は、データの情報漏洩・消失のリスクに役立ちます。具体的にどのような効果が期待できるのかをご紹介します。

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1.データの情報漏洩・消失のリスク

情報漏洩のリスク

セキュリティ対策が脆弱な在庫管理システムを導入した場合、データの情報漏洩およびデータの消失のリスクが高くなります。2つのリスクは以下の通りです。

  • データの情報漏洩
  • データの消失

それぞれ起こりうる問題を紹介します。

1-1.データの情報漏洩

  • サーバーへの侵入
  • 通信内容の傍受

在庫管理システムの停止・破壊や、データの外部送信・流出、情報の改ざんなどのリスクが考えられます。

1-2.データの消失

  • 故障などのトラブル
  • バックアップ

ネットワーク・システムの障害やメンテナンスなどで、入庫・出庫やピッキング、移動、ロケーション、棚卸などの在庫情報が失われる、もしくは正確な最新データが反映されない危険性があります。また、ランサムウエアに感染した場合、ウイルスを駆除しても暗号化が解除されず、すべてのデータが消失するリスクもあります。

近年、とくに企業で多発しているのが、社内サーバーやパソコンのマルウェア感染によるセキュリティインシデントです。

2.クラウド型在庫管理システムによるセキュリティ対策

クラウド型在庫管理システムのセキュリティ

クラウド型在庫管理システムは、「データの情報漏洩」と「消失リスク」に対して、次のようなセキュリティ対策を実施できます。

2-1.データの情報漏洩

・サーバーへの侵入

進入経路は、管理用・データアクセス用の2つのです。必要な接続のみ IP アドレスのフィルタなど、通信を許可する送信元情報を利用し、不正なアクセスを検知して通信を制限・遮断します。

・通信内容の傍受

TLS1・2による通信の暗号化を実施します。TLSとはトランスポート層セキュリティ(Transport Layer Security)と呼ばれる、ネットワーク上で転送される際、データを暗号化して安全性を保つためのプロトコルのことです。

有名な暗号化プロトコルとしてSSLがあります。このSSLの後継規格がTLSです。これまでTLS 1.0とTLS 1.1が一般的でしたが、実装が不十分で、かつセキュリティ上の脆弱性があると指摘されています。そのため安全性が強化されたTLS1・2を有効にする必要があります。

2-2.データの消失

・故障などのトラブル

クラウドの管理会社がサーバーハードウェアへの定期的な監視を行います。正常に稼働しているかを確認しながら、異常があれば即時対策をします。

・バックアップ

サーバー・ストレージの内部と外部の二重化バックアップが可能です。バックアップスケジュールや復旧シナリオ、独自の多重化などは必要なく、自動的にバックアップ作業が実行されます。

3.『成長する在庫管理システム』5重のセキュリティ対策

成長する在庫管理システム

『成長する在庫管理システム』は、5重のセキュリティ対策で、データの情報漏洩と消失リスクから貴社をお守ります。

  1. 信頼性の高いMicrosoftのサーバー
  2. 専用アプリケーション
  3. 閉ざされた通信環境
  4. ID・パスワード
  5. 通信の暗号化

とくに独自性の高い①から③のポイントをお伝えします。

3-1.信頼性の高いMicrosoftのサーバー

WindowsでおなじみのMicrosoft社が提供するサーバーで、『成長する在庫管理システム』を運用しています。Microsoft社の強みは、豊富な導入実績で強力なサポート体制です。例えば、クラウドシフトをするために、日本を代表するメガバンク・三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)もMicrosoft社のクラウドサービスを利用しています。

このような金融機関がMicrosoft社に信頼を置く理由は、仮想ネットワーク、セキュリティ、権限コントロールといった機能が、金融機関として遵守すべき厳しい要件(機密性の高さなど)を満たすためです。

また最新のサーバーではハードウェア、ファームウェア、ドライバーの機能を搭載したセキュア・コア・サーバーや、ファームウェアの保護など、さまざまな技術革新が組み込まれていたり、データは東日本・西日本のデータセンターに自動的に複製保存されていたりなど、高レベルなセキュリティ・バックアップ対策を実施しています。不正アクセスのほか、地震や津波などの災害対策にも有効だと考えられます。

3-2.専用アプリケーション

「成長する在庫管理システム」は、ウェブ上で動くアプリではなく、独自アプリケーションにより、データの安全性をさらに高めています。

アプリケーションでもインターネットから気軽にダウンロードできるサービスは、インターネットにさらした瞬間に、インターネットユーザーが自由に手に入れられることになります。そのため、アプリケーションが簡単にハッキングの研究対象になため不正アクセスのリスクがあります。実際に LINE のアカウント乗っ取りが起こっています。

「在庫管理110番」では、ご利用者様だけにアプリケーションをお渡しすることで、むやみにアプリケーションが広がり、悪意のある人の手に渡らないようにしています。

3-3.閉ざされた通信環境

独自のアプリケーションとすることで、汎用サービスのように技術的な情報が広がらないような工夫をしてます。ブラウザを一切介さず、アプリケーションとクラウドサーバーだけの閉鎖された通信なので、外部から簡単にアクセスできないような仕組みになっています。

4.万全のセキュリティ対策を『成長する在庫管理システム』で実現

成長する在庫管理システム

『成長する在庫管理システム』は、5重のセキュリティ対策で、企業におけるデータの情報漏洩と消失リスクを回避します。

「セキュリティインシデントの発生を回避しながら、安全に在庫管理システムを運用したい」という事業者さまのニーズに対応した、最適なソリューションとなるでしょう。

『成長する在庫管理システム』は、お試し版(30日間)を無料で試用して頂けます。

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