棚卸差異はなぜ起こるのか?|在庫数が合わない理由と6つの改善ポイント

棚卸差異

    在庫管理アドバイザー岡本茂靖

    筆者:岡本茂靖(在庫管理アドバイザー、日本物流学会理事)
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    在庫管理110番代表。在庫管理、生産管理の実務経験を経て、瀬戸内scm株式会社を創業。500社以上の相談、コンサルティング実績を持つ。

    ※会社概要はこちら


    在庫管理アドバイザーの岡本です。

    棚卸差異とは、「実在庫と帳簿上の在庫数の差異」のことです。

    正しく棚卸差異が計算できていなければ、会社の財務状況に悪影響を与えます。

    場合によっては、営業利益が吹き飛んでしまうことも。

    「棚卸後に棚卸差異をきちんと算出できていない」

    「在庫を修正してごまかしたことがある」

    「棚卸差異が発生しない取り組みに、なかなか手が回らない」

    棚卸差異は、在庫管理に携わる人にとって頭の痛い永遠のテーマです。

    この記事では、棚卸差異に関する知識・ノウハウを網羅的に紹介します。

    改善活動の手立てとして・・・

    • 棚卸差異を減らす3つのステップ
    • 棚卸差異が発生する2大要因
    • 棚卸差異率を改善する6つのポイント

    をまとめています。

    筆者は在庫管理アドバイザーとして棚卸の計画から実務、そして棚卸差異の分析に、長年関わり続けてきました。

    今までの経験を凝縮して、すぐに実務で使える内容をお届けします。

    また「在庫管理110番」では在庫管理の教科書「棚卸編」として棚卸のノウハウをお届けしています。

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    「棚卸し」の基本的な考え方は棚卸改善セミナーで学べます。下記からアクセスください。

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    棚卸差異の基本

    棚卸差異で知っておくべき基本的な知識を説明します。

    棚卸差異とは

    棚卸差異とは、実在庫と帳簿上の在庫数が合わないことを意味します。

    在庫差異とも呼ばれています。棚卸しにおいて、在庫数が一致しないことは、現場の問題だけではありません。

    会社の財務問題にも大きく影響します。棚卸差異があるか、どの程度発生しているのかを把握するために、まず棚卸差異率を計算します。棚卸差異率は、棚卸誤差率とも呼ばれており、すべてはここから始まると理解してください。

    棚卸差異率の計算方法

    棚卸差異率とは「帳簿上の在庫データ」と「実際に数えた在庫数」の差異率のことです。

    計算式は、とてもシンプルです。

    計算例を見てみましょう。

    • 帳簿在庫が100個
    • 実際に数えた在庫数が90個
    • 実在庫数が10個マイナスの場合、棚卸差異率は10%になります。

    もう1つの事例を出します。

    • 帳簿在庫が90個
    • 実際に数えた在庫数が100個
    • 実在庫数が10個プラスの場合、棚卸差異率は-10%になります。

    棚卸差異率は、「在庫の精度を知るための管理指標」です。

    帳簿上(システム上の在庫数)と実際の数が一致しているか、つまり「情物一致」しているかを把握する上で、重要な役割を果たします。

    「情物一致」とは

    実際の在庫数が足りない場合は、棚卸減耗(棚卸差損)と呼ばれています。後で詳しく説明しますが、棚卸減耗が多発すると、売上原価が正しく計上できなくなります。経営に悪影響を及ぼすため、まずは原因を特定しなければなりません。

    原因を特定する方法はこちらの記事をご覧ください。

    ☑棚卸減耗が発生する5つの原因

    棚卸差異を改善する3つのステップ

    棚卸差異を減らす改善ステップは次の通りです。

    1. 棚卸差異を損と益で別々に算出する
    2. 棚卸差異の原因を知る(推定する)
    3. 棚卸差異の原因を改善する

    ステップは、この通りですが、会社ごとに特徴がかなり異なります。

    棚卸差異の数値が違えば、その原因や対策も違ってきます。自社に合った改善を実施するためにも、棚卸差異を減らす改善ステップをしっかりと読み進めてください。順を追って説明します。

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    棚卸差異には損と益がある

    一言に棚卸差異率が10%といっても、
    棚卸差異は2種類あります。
    それぞれ、棚卸差損棚卸差益と言います。

    • 棚卸差損:帳簿上の数よりも実際に数えた数の方が少ない場合
      例)帳簿在庫が100個に対して実査在庫が90個であれば、「棚卸差損」
    • 棚卸差益:帳簿上の数よりも実際に数えた数の方が多い場合
      例)帳簿在庫が100に対して実査在庫が110であれば、「棚卸差益」

    棚卸差異を算出せずに正しい経営判断はできない

    そもそも、棚卸後に棚卸差異をきちんと算出していますか?
    残念なことに在庫を修正して終わりという会社がとても多いようです。

    もし、経営者がそのようなことをさせているのであれば
    即刻その考え方は、経営者・管理者は改めるべきです。
    なぜなら、棚卸差異は会社経営の財務に大きな影響を与えるからです。

    棚卸し金額は、会社の売上総利益(粗利)を決める最も重要な要素です。

    粗利 = 売上 - 売上原価

    売上原価を決めるのが「棚卸金額」です。

    つまり、棚卸金額が狂えば自動的に粗利が狂います。
    その結果、営業利益も経常利益も全て狂います。

    利益が見えなければ、正しい経営判断ができるはずがありません。
    さらに棚卸の間違いによって余分な税金を納めるということにもなりかねません。

    実際に棚卸差異が財務会計に与える影響をシュミレーションをしてみましょう。

    棚卸差異が10%あると会社の利益はどうなる?

    棚卸差異率のシュミレーション

    帳簿在庫に対して棚卸差異率が0%(差異無し)、5%、10%、15%の
    場合に分けてそれぞれ計算しました。

    売上総利益(粗利)と営業利益がどうなるかというと・・・

    ↓↓こんなふうになります↓↓
    棚卸差異率のシュミレーション

    • 棚卸差異率が5%の時
      粗利率:18% 、営業利益率:2%
    • 棚卸差異率が10%の時
      粗利率:16% 、営業利益率:0%
    • 棚卸差異率が15%の時
      粗利率:14% 、営業利益率:-2%

    ちなみに、少し古いデータですがH28年度の中小企業の営業利益率は2.99%です。

    棚卸差異率0%、その結果は本当?

    棚卸差異率を出している会社でも1点気を付けていただきたい事があります。
    その棚卸差異率は本当の事実を示しているのかと・・・

    おそらく、皆様が会社で出している棚卸差異率は、

    在庫データ全体を足した合計と棚卸結果全体を足した合計で出した棚卸差異だと思います。

    実はこれが大きな落とし穴です。

    先ほどの例で、

    帳簿在庫が100に対して実査在庫が90と、

    帳簿在庫が100に対して実査在庫が110が同時に存在した時、

    全体の合計で見た時は、

    帳簿在庫数200個、実査在庫数200個となります。

    棚卸差異は0%(棚卸差異無し)になります。

    しかし実際には、棚卸差異が存在しているのです。
    合計することで事実が隠れてしまう場合があります。

    棚卸差異は損と益に分けて算出する

    上記の例のように、棚卸差異は、

    必ず損と益別々で集計しなければいけません。

    合計の棚卸差異が小さくても、それはたまたまであり

    見た目上の数字だけかもしれません。

    棚卸差異を損と益に分けて、

    1. 棚卸差損の結果だけを集計する
    2. 棚卸差益の結果だけを集計する

    とそれぞれ別々に出してみなければ、

    本当に棚卸があっているかどうかはわかりません。

    棚卸差異は偶然に起こるものではなく、

    日々の業務や棚卸の方法などによって起こります。

    従って、原因追究して取り除かない限り、

    日々同じようなミスが発生し、必ず次回も同じようなことが原因で棚卸差異が発生します。

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    棚卸差異が発生する2大原因

    では棚卸差異はなぜ起こるのでしょうか?

    棚卸差異が起こる理由は大きく分けて2つあります。

    1. 棚卸当日に起こるミス
    2. 日々の業務で起こるミス

    棚卸業務を長年やっていると、

    ミスはある程度予測でき分類できます。

    皆様にはミスが発生する要因をご紹介します。

    要因をある程度知っておけば、

    どこでミスが発生するかを予測できるので対策が立てやすくなります。

    まずは、棚卸当日に起こるミスについてご説明します。

    棚卸当日に起こるミス

    棚卸当日の起こるミスは、カウント、入力、集計の3パターンです。

    <在庫カウントに起因するミス>

    • 数え間違い(数量や品目)
    • 数え忘れ
    • 重複カウント

    <入力に起因するミス>

    • 棚卸表に品番間違い
    • 記入欄を間違える
    • PC入力時の転記ミス(タイプミス)

    <集計に起因するミス>

    • 集計漏れ
    • 過剰集計

    日々の業務で起こるミス

    本来在庫管理は非常に単純です。
    在庫=入庫-出庫

    つまり、入庫と出庫をきちんとできていて、
    管理していれば狂わないはずです。

    代表的な原因をご紹介します。
    ミスの種類は社内と社外、そして事務と現場の2つに分かれます。

    <事務処理のミス>

    • 入力間違い
    • 数字の読み間違い
    • 伝票処理漏れ

    <現品管理のミス>

    • 破損
    • 紛失
    • 記録ミス
    • 移動

    <仕入先のミス>

    • 数量間違い
    • 品違い
    • 伝票漏れ

    ミスが起こるのは、ルールが決まっていなかったり、
    決まっていても守られていなかったり曖昧だったりすることが原因です。

    棚卸差異が発生する原因をより細分化してリスト化しました。

    実務でご活用ください。

    ➽棚卸差異の原因リスト(細分化版)をチェックする

    棚卸差異のミスが判明しても、

    ただルールや仕組みを作るだけでも解決しません。

    ミスには必ず人間が絡んでいます。
    そして、これまでずっとやり続けてきた習慣ややり方をすぐに変えることもできません。

    根気よく作ったルールややり方を習慣に変えていく努力が必要です。

    ただ、絶対にやってはいけないのは「次は気を付けます」というものです。

    ルールを作ったうえで「次は気を付けます」なら良いですが、

    何もしないではだめです。気合だけでは何も変わりません。

    棚卸差異の原因を取り除く方法

    ここで、明日からでもすぐにできるミス防止の方法をご紹介します。
    これらの方法は、環境を変えることを重視しています。
    改善は、なるべく環境を変えるように心がけます。

    環境を変え、「ミスが起こりにくい」、「ミスしたら気づきやすい」状況を作ります。

    ミスをした人間を責めてはいけません。

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    棚卸差異をなくす6つのやるべきポイント

    棚卸し差異を無くすためにやっておくべきポイントをご紹介します。

    それは以下の6つです。

    棚卸差異をなくすポイント
    1. 棚に表示する
    2. 指先呼称と声出し
    3. 検品
    4. 見なし出庫
    5. 情物一致を心がける
    6. 歩留りを把握する

    棚に表示する

    注意喚起の表示を設置します。
    表示は見やすく分かりやすいものにします。

    また、注意書きは多すぎると効果が無くなります。
    たまに、お店などで注意書きが多いところはありませんか?
    多すぎると覚えきれないですし、目に入らなくなります。

    表示はポイントを絞ってできる限り少なくします。
    文字よりもイラストのほうがパッと見て分かりやすいので効果的です。

    棚の表示づくりには特別なソフトではなく、パワーポイントで十分です。役立つソフトがあります。

    指先呼称と声出し

    • 指差し呼称
      JRなどの鉄道会社の運転士が行っているもので、
      自分の行動を再確認するのに役立っています。
      日本の鉄道は、事故が少なく正確なのは指指し呼称を
      しているからとも言われています。
    • 声出し
      これも鉄道の運転士が行っていることです。
      「○○ヨシ!」と言った具合に声を出して確認します。

    指差しと声出しは、準備も不要なので、明日からで
    もすぐにできる簡単な行為です。
    これらは、自分の行為を改めて視覚と聴覚で再確認
    できるのでとても効果があります。

    行動を定着させるためには時間を根気を要します。
    ただ、担当者に指示するだけではなく、指示者が
    率先して行うことが、早く定着させるコツです。

    検品

    納品されたものの中身を確認せずに段ボールのまま
    倉庫に保管しているケースが多いですが、

    仕入先による誤品、数量間違いによって棚卸差異が
    起こる場合があるので、検品を行いましょう。

    仕入先のミスが多い場合は、検品を行います。
    仕入れ業者が多い場合は、納入時間が重なるケースも
    多く、現品処理と伝票処理がばらばらになることも
    あります。

    全業者の品を対象にするのではなく、よくミスが起こる
    業者の品だけを対象にすれば実施しやすくなります。

    検品することにより、業者は「きちんとしなければ」
    という抑止力が働きます。
    検品を行って、自社がしっかりと管理をしていることを
    アピールしましょう。

    見なし出庫

    在庫管理システムを使って入出庫を行っている
    会社で、特に見なし出庫を行っている場合は、
    データ上の出庫数と実際の出庫数が異なっている
    場合があります。

    在庫管理システムで管理しているデータが間違っているか、
    現物の処理がシステムの指示したものと違うか
    いずれかが原因です。

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    情物一致を心がける

    日々の在庫狂いを防ぎ、棚卸差異を発生させない
    ために最も効果的なのが情物一致です。

    これは、情報の処理と現物の動きをなるべく
    一致させるということです。以下の2点がポイントです。

    • 後回しにしない
      入庫処理をしたらすぐに在庫は保管場所に格納する。
    • 面倒くさがらない
      処理は必ずその場で行う。ため込むともっとやらない。

    歩留りを把握する

    完全な管理をしていても目減りで減ることも必ず
    あります。
    液体、気体、紛体などは、どんなに正確に計量しても
    蒸発したりしてしまうため、出庫量が増減して
    しまいます。

    このような場合は、期の途中に帳簿上と実在庫
    の差異が大きく開いていき、突然欠品してしまう
    ことにもなりかねません。

    循環棚卸などを行い、こまめに修正します。
    歩留まり率がある程度分かっている場合は、
    出庫に算入するほうがいいかもしれません。

    棚卸差異の原因には特徴がある

    これまで様々な会社を見てきましたが、棚卸差異が発生する原因には
    それぞれの会社ごとに特徴があります。

    正しい改善をするためには、はっきりとした原因を追求しなければなりません。

    「なにが原因がわからない」「なにから対策していいか優先順位がわらかない」

    など、棚卸差異でお悩みの方のために棚卸に特化した教科書をご用意しました。

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    在庫管理改善110番では、棚卸の実務についてまとめた
    在庫管理の教科書04「棚卸」を作りました。

    棚卸は、決算・業務改善のどちらにも重要な役割を担っているにも
    関わらず、実務について解説をした教材はほぼ皆無でした。

    公認会計士が書いた棚卸の本もありますが、公認会計士はあくまでも
    監査という立場のため、現場を知りません。

    在庫管理の教科書04「棚卸」は、棚卸の事前準備から当日、さらには事後処理まで棚卸に必要な一連の実務にフォーカスした実践的な教材です。

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    棚卸差異率が5%あるだけで、営業利益率が2%も変わります。

    営業利益が1%違うだけでも企業の業績は大きく変わります。
    少し財務を分かっている方であれば、営業利益1%の重みは十分に理解できるでしょう。

    営業利益を1%上げるだけでも大変なのに、棚卸差異があるだけで

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      会社名

      瀬戸内scm株式会社

      資本金

      100万円

      代表取締役

      岡本 茂靖 (在庫管理アドバイザー、日本物流学会理事)
      ※岡本の講演・寄稿等の実績はこちら

      設立

      2019年9月4日(創業 2015年12月1日)

      本店

      〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目36−1

      相生事務所

      〒678-0041 兵庫県相生市相生313C102

      電話番号

      050-6877-6022

      メールアドレス

      ask@shikumika.com

      事業内容

      【在庫管理部門】

      【マーケティング部門】

      • 中小製造・卸売業専門のウェブサイト制作

      • 中小製造・卸売業専門のウェブマーケティングコンサルティング

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      所属団体

      日本物流学会 日本マテリアルハンドリング協会 日本ロジスティクスシステム協会

      アイチ士業ネットワーク 名古屋商工会議所 東京商工会議所

      URL

      https://shikumika.com/

      法人番号

      5180001138057

      登録番号

      T5180001138057

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