エクセル(Excel)でバーコード・QRコードを作成する方法【2023年版】

在庫管理アドバイザーの岡本です。

今回は、在庫管理の現場で使用される頻度が高くなっているバーコードとQRコードを無料で手軽に作成(生成)する方法を解説します。(解説に使ったエクセルのバージョンは2019 MSO (バージョン 2206) 64 ビット、オフィス365も同じです)

実はバーコード・QRコードは専用のソフトがなくても皆さんのパソコンに入っているエクセルで作成できます。

最後に、バーコード・QRコードを導入すればどんなことが効率化できるのか?ということも簡単に解説します。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です

もくじ

 

エクセルに「開発」タブを表示する

エクセルのタブには標準で「開発」というタブが表示されていません。(既に表示されている場合は、飛ばして次に進んでください)

なお、1回設定すれば、次回からは表示されるので毎回設定しなくても大丈夫です。

 

まずはエクセルの「開発」タブを表示させます。

 

1.エクセル起動後、「ファイル」タブをクリックします。

バーコード記事画像1

2.左下にある「オプション」をクリックします。

3.「リボンのユーザー設定」をクリックし、「メインタブ」の中に、「開発」がありますのでチェックを入れます。

これで、エクセルのタブの中に「開発」が表示されるようになります。

 

エクセルシートにバーコードを貼り付ける

「開発」タブを選択して、「挿入」から一番右下にある「コントロールの選択」をクリックします。

コントロール選択ウィンドウが表示されます。表示されているコントロールの中から、「Microsoft BarCode Control 16.0」を選択し「OK」をクリックします。

※今回使用したエクセルの場合は、16.0でしたが、使用しているエクセルのバージョンにより異なる場合があります)

選択すると、マウスカーソルが「+」に変わりますので、シート上にバーコードを貼り付けたい場所へドラッグします。

(バーコードを貼り付けたい場所が決まっていない場合は、とりあえず大きく表示してみてください)

 

表示すると下の画面のような「Sample」と大きく書かれたバーコードが出来上がります。

これで、バーコードを作成できます。

これでまだ完成ではありません。

  1. 使用したいバーコードの種類
  2. バーコードに埋め込む情報を設定します

 

バーコード種類を設定する

先にバーコードの種類について説明します。

実は、バーコードには100種類程存在します。ここでは、代表的なバーコードを比較表でご紹介します。

最も身近なのは、普通に売られている商品にあるJANコードと呼ばれているバーコードです。

JANコード

なお、JANコードは、作成は可能ですが商品に貼り付けたりして流通目的では使用できません。なぜなら、世界共通で使われているため、他の商品が同じバーコードになる危険性があるからです。 商品を一つに特定できるように、唯一のコードである必要があります。

JANコードは一般財団法人流通システム開発センターに申請しなければ一般使用はできません。

JANコードのように、バーコードの種類によっては業界などで共通して使われているものは、団体などが一括で管理をしている場合があります。勝手に使用できない可能性がありますので注意しましょう。

このほかにもいろいろなものがあるので、代表的なものを比較表でご紹介します。

 

 

バーコード種類の選択方法

バーコードの種類の選択の仕方の基準としては、商品(部品)番号やロット番号の体系に合わせて選びます。

例えば、自社の商品番号が、

  • 1234567890:10桁で数字のみ・・・NW-7、CODE39、CODE128が使用可能
  • ABCD1234567890:14桁でアルファベット大文字と数字が混在している場合・・・ CODE39、CODE128が使用可能
  • AbCd1234567890:14桁でアルファベット大文字と小文字、数字が混在している場合・・・CODE128が使用可能

 

仮に業界で使われているバーコードが決まっているものがあれば合わせた方が良いです。(例:流通、小売業であればJANコードを使用するなど)

製造業や卸売業など、比較的自由に番号が決められる場合は、CODE39やCODE128にしておくのが無難です。

(もし、NW-7を選んでしまうと、数字しか使えなくなってしまいます。)

 

エクセルでのバーコード種類の設定方法

使用するバーコードの種類を決めたら、先ほどシートに貼り付けたバーコード右クリックし「Microsoft BarCode Control 16.0のオブジェクト」からプロパティーをクリックします。

「MICROSOFT BARCODE CONTROL 16.0のプロパティー」の一番上に「スタイル」という項目があり、作成したいバーコードの種類を選択し「OK」をクリックします。

 

バーコードに埋め込む情報(入力値)を設定する

次に、バーコードに埋め込む情報(コード:入力値)を設定します。

ここで埋め込んだ情報がバーコードとして表示され、バーコードリーダーなどで読み取ることができるようになります。

先ほど貼り付けたバーコードを右クリックして、「プロパティー」を開きます。

バーコードに値を埋め込む方法は2つあります。

  1. 直接埋め込む
  2. セルの値を参照する

直接埋め込む

「value」プロパティーにバーコードの数値を入力します。

(下の図の例では、下から3番目に「value」があります。)

今回、「1234567890123」とコードを設定しました。

これでバーコードの画像が完成です。バーコードスキャナやスマホのバーコード読み取りアプリなどで正しく読み取れるか確認してみてください。

正しく読み取れると、「1234567890123」が画面に表示されるはずです。

セルを参照する

直接埋め込むのではなく、セルの値を参照してバーコードを作成することもできます。

セルの値を参照してバーコード化

「value」プロパティーに参照したいセルの番地を入力します。

今回、セルB5の「TEST001」のコードを設定しました。

セルB5の値「TEST999」に変更してみます。

セルの値を参照してバーコードを作成

すると、TEST999のバーコードが作成されました。Valeの値もTEST999に自動で変更されています。

セル参照について、注意点が1つあります。

通常、エクセルだと参照したいセルを選択すれば、セルの値が自動入力できます。しかし、今回の場合は、手入力しなければいけません。

 

セル参照でのバーコード作成は、セルの値を変えれば自動で反映されるので、「バーコード付きの表示」などのフォーマットを作るときに便利でしょう。

エクセルでQRコードを作成する

バーコードと同じ方法でQRコードも作成できます。バーコード右クリックし「Microsoft BarCode Control 16.0のオブジェクト」からプロパティーをクリックします。

「MICROSOFT BARCODE CONTROL 16.0のプロパティー」の一番上に「スタイル」という項目があります。

その中から、「QRコード」を選択して「OK」をクリックします。

QRコードに埋め込む情報の設定方法は、

QRコードを作成する場合は、「4.バーコード埋め込む情報(入力値)を設定する」と全く同じです。

下のQRコードを読みこむと、「1234567890123」が表示されます。

 

エクセルにバーコードフォントをインストールしてバーコードを作成する

先ほど紹介した方法では、一つ一つバーコードを作成する場合に有用な手段ではありますが、多量にバーコードを作成するには時間が掛かってしまいます。

そこでバーコード用のフォントをダウンロードして、セル内にバーコードを表示することも可能です。

(下の画面はCODE39フォントをインストールしてバーコードを表示しております)

当方では在庫管理の実務において、このバーコードフォントを利用した棚卸リストを作成しました。手打ちで結果を打ち込むより格段に効率をアップできるようになりました。

 

CODE39のバーコードフォントを無料で配布しています。下記よりダウンロードしてください。

 

※使用については自己責任でお願いします。

 

エクセルを使って必要な情報を盛り込んだバーコード・QRコード付きの棚札、リストを作成

クラウドシステムなどでバーコードやQRコードを生成できる機能を持っているものもあります。

しかし、札にコード以外に必要な情報を盛り込めなかったり、サイズが制限されたりと、意外と歯がゆい思いをします。

エクセルで作成すれば、自由なレイアウトで、必要な情報を盛り込めます。

エクセルで作成したバーコードを活用した棚札やリスト

例えば、棚札や荷札、リスト、発注書なども自由に作成できます。

また、ラベルシールなどを使えば、自社オリジナルラベルも作成可能です。(参考:ラベルシール

 

在庫管理にバーコード・QRコードの導入で、解決できる課題事例と導入メリット

バーコード・QRコード管理の導入で解決した課題事例と導入メリットを2つ紹介いたします。

 

事例1:繁忙なため、事務所での入出庫履歴登録がおろそかになってしまう

【状況】

在庫管理の現場では入庫や出庫作業が頻繁に行われ、その履歴を在庫管理システムに記録していきます。しかし、パソコンのある事務所と現場の往復が発生することから、その記録作業がおろそかになってしまうことが頻繁に発生しておりました。

作業を終えてから入力作業を開始することは、在庫量の反映にもタイムラグが生じ、在庫量以上の受注を受けてしまう、反対に在庫がないと判断して受注を逃してしまう可能性も出てきてしまいます。

【バーコード・QRコード導入後のメリット】

バーコードを読み込む方法であれば、入出庫の作業現場で作業員に負荷なく正確でスピーディなデータ入力が可能となります。また入出庫作業だけに留まらず、棚卸し作業においても現品を確認しながら結果を登録できることから、効率的に進めることも可能です。

事例2:登録用のパソコンが1台しかなく、登録に時間が掛かる

【状況】

入出庫状況を、現場にある登録用の一台のパソコンからそれぞれの担当分を入力していた。このことから、作業員毎に順番に入力する必要があり作業員の待ち時間が発生、さらに全員の入力が終わるまで入庫状況を確認できない状況でありました。

【バーコード・QRコードの導入後のメリット】

そこで入庫・出庫作業者にハンディターミナルを用意し、入出庫伝票に印刷したバーコードを読み取ることで、その場で商品の確認と入力作業が終わるようにしました。ハンディターミナルでバーコードを読み取る方法であれば、パソコンが一台しかなくても同時にシステムへの入力が可能になり、入庫状況をリアルタイムに把握することもできます。

 

バーコード・QRコードを在庫管理で活用するための読み取り機器

実際にバーコードやQRコードを在庫管理で活用するためには読み取る機器が必要です。

代表的な機器をご紹介します。

  • バーコードリーダー(スーパーのレジにあるようなもの、バーコードやQRコードの読み取りができるだけ。)
  • ハンディターミナル(画面があり、読み取り内容の表示や入力ができる)

  • スマートフォン(スマートフォンをハンディーターミナルの代わりにすることも可能)

があります。

バーコード・QRコードを読み取る機器を準備する他にも、読み取ったバーコードに商品名を書き込むプログラムや、バーコードの作成を行う必要があります。

バーコードリーダーの選び方

バーコードリーダーには商品によりそれぞれ特徴があります。在庫管理で使用する際の環境やバーコードの種類により選び方が変わってきますので、良く検討し選択する必要があります。

どのバーコードリーダーを選べば良いのか、お困りの場合には、弊社の在庫管理無料相談までお問い合わせください。在庫管理の実情ヒアリングさせて頂き、おすすめのバーコードリーダーをご案内いたします。

QRコードを読み取りたい時の注意点

リーダーの中には、バーコードしか読めないものもあります。QRコードを読み取ろうと思って、読み取り機を買ったのに読み取れない・・・

ということがないようにしてください。

「2次元コード(QR code対応」というものを選択してください。(ちなみにバーコードは「一次元コード」)と言います。

大抵の場合は、「2次元コード対応!」と表示してあるので、仕様を見なくても分かりますが、何も書いていない場合は

読み取り機の仕様の中の「読取可能コード」をご覧ください。

QRコード読み取りの対応を確認する

どうしてもわからない場合は、お問合せしてください。

ちなみに、2次元コード(QRコード)対応のものは、ほぼ間違いなく1次元コード(バーコード)にも対応していますのでご安心ください。

また、2次元コード(QRコード)対応の読み取り機の価格は、1次元コード(バーコード)のみ対応しているものよりも数千円高価です。

 

QRコードとバーコードに迷ったらQRコードを採用した方が良い

バーコードとQRコード、どちらを選んだらよいか、迷いませんか?

結論から言うと、特に制約がなければQRコードを選んだ方が良いです。

なぜなら、QRコードはバーコードの弱点を克服するために開発されたものだからです。

荷札や部品棚に貼る棚札などに印刷する場合も、QRコードの方がコンパクトに収めることができるので、札のサイズや表示したい情報のレイアウトがやりやすくなります。

バーコードのデメリット

  1. 桁数が長くなればなるほど、コード自体が長くなり印字スペースが必要になる
  2. コードが一部でも汚れやカスれがあると読み取れなくなる場合がある
  3. バーコードは鮮明な印字が必要で、プリンタの性能が低い(解像度が小さい)、小さいサイズの印刷だと読み取れないバーコードになることがある
  4. 埋め込める情報量は英語、数字、記号に限られる

QRコードは、バーコードの持つこれらのデメリットを全て克服できます。

QRコードのメリット

  1. 桁数が長くなっても、QRコード自体のサイズを小さく維持できる(データが2次元(タテ・ヨコ)で保存されるので)
  2. コードが一部汚れたり、かすれたりしても読み取れる場合が多い
  3. プリンタの性能が低くても比較的読み取れるQRコードを作成できる
  4. バーコードの100倍以上の情報を埋め込める(例えば、スマホで読み取るURLなどの大きな情報でも作成可能です)

また、QRコードはほとんどのスマートフォンの標準カメラで読み取り可能ですが、バーコードは読み取れません。

(専用アプリをインストールすれば、カメラでバーコード読み取り可能になります)

 

エクセルで自作したバーコードは読み取れないことがある

エクセルで作成したバーコードが読み取れないことがあります。

その原因は主に4つあります。

  1. 作成したバーコード自体に問題がある
  2. チェックデジットが無い
  3. バーコードが小さすぎる
  4. 読み取り機の性能

作成したバーコード自体に問題がある

バーコードは、「見た目」がバーコードらくしくなっているだけではいけません。

バーコード自体が備えていなければいけない要素とルールがあります。

バーコードの要素とルール

 

バーコードの要素は、黒いバー(細い・太い)とスペース(狭い・広い)の組み合わせだけではなく、バーコード前後の余白とバーコードの高さがあります。

それぞれに次のような条件があります。

  • バーコード前後の余白(クワイエットゾーン):細いバーの10倍以上必要。
  • バーコードの高さ:バーコードの長さ(余白を含む)の15%以上必要。
  • 色に問題がある。

バーコードの種類によって多少の違いはありますが、もし作成したバーコードが読み取れない場合は、上記を目安として作成してみると良いでしょう。

読み取りにくいバーコード(バーコード背景)の色

充分な余白(クワイエットゾーン)やバーコードの高さがあっても読み取れない場合があります。

バーコードリーダーは、発した光の吸収と反射で、コードを認識しています。バーコードリーダーが発する光の色は通常「赤色」なので、赤色を反射しやすい色でなくてはいけません。

  • 余白(クワイエットゾーン)は、赤色を反射しやすい色にすること。(白や黄色等ですが、特に制限が無ければ、白色をお勧めします)
  • バーコードの色は赤色を吸収しやすい色にすること。(黒、濃紺等ですが、特に制限が無ければ、黒色をお勧めします)
  • バーコードの背景色(バーコードを印字するもの)は、光の反射が少ないもの。(金属や銀色等は避けた方が良いです)

チェックデジットが無い

チェックデジットとは、「記述したバーコードに誤りがないかを自動的にチェックするための数字」です。人間には意味のないものですが、システムにとっては重要な意味があります。

バーコードのチェックデジットは、バーコードの最初(スタートキャラクタ)・バーコードの最後(ストップキャラクタ)の2つがあります。

今回ご紹介したバーコードフォントを使ってバーコードを作成する際には、表示したい文字列の最初と最後にスタートキャラクタとストップキャラクタを付ける必要があります。

  • CODE39:スタートキャラクタとストップキャラクタは、「*」です。例えば、12345をCODE39でバーコード化する場合は、「*12345*」と記載しなければいけません。
  • CODE128:チェックデジットの設定不要(自動付与)

バーコードが小さすぎる

バーコードは先ほどの要素とルールを整えたものであったとしても印刷したバーコードが小さすぎると、黒いバーとスペースの幅が不明瞭になり、

読み取り機で認識できなくなります。こうなってしまう原因は、プリンタの性能によるところが大きいです。

私も実験してみましたが、家庭用のインクジェットプリンタで作成したバーコードは読み取れないことが多いようです。

これを回避するために、一番良いのはバーコードの印刷サイズを大きくすることです。

しかし、貼付け面の制約によって、どうしても小さなバーコードにしたい場合は、バーコード専用のプリンタ「バーコードプリンタ」を用意するのが良いです。

バーコードプリンタには様々なタイプがあります。

  • 機材のタイプ:据え置き型、ハンディ型(ハンディタイプの場合は、防じん、防水などもある)
  • 印刷方式:感熱式、インクジェット式
  • 印刷用紙:専用紙、普通紙、その他素材

どこで使うか、どのようなものに印字するかなどによって、自社に適切なものを選択しましょう。

在庫管理110番では、使用環境、印刷面にあったバーコードプリンタの選定をご提案できます。

バーコードリーダー(端末)の性能

バーコードに問題が無くても、バーコードリーダー(ハンディターミナル)の性能のため、読み取れないこともあります。

主に2つの原因が考えられます。

  • そもそもバーコードリーダーが作成したバーコードに対応していない
  • 読み取り性能(デコード)の差

読み取り性能(デコード性能)の差によって読み取れないことがある

バーコードリーダーやハンディターミナルのバーコードの読み取り性能(デコード性能)に差があります。

デコード性能が低いと、

  • 誤読(読み取ったデータを別の物と認識してしまう)
  • 読み取りにくい
  • 読めない

ということが起こります。

バーコードリーダーはバーコードを読み取った後、機器内で正しい状態に戻す「バーコード補正」を行っています。

例えば、次のような場合、バーコード補正をリーダーの中で行っています。

補正(デコード)が必要なバーコード

  • 傾き
  • 薄い
  • 欠け
  • にじみ
  • 汚れ

上記のような状態のバーコードの場合、リーダーがバーコード補正で処理していますが、処理能力の問題で、

  • 読み取れるバーコードが限定されてしまう(補正条件が厳しい)
  • 読み取ったバーコードが違う値になってしまう(補正条件が緩い)

といったことが起こります。

 

この問題には私も実務の中で経験したことがあります。

会社の棚卸で複数機種のバーコードリーダーを用意して、その中の一部で読み取りができるかどうかをテストし、読み取れたため

テスト終了としました。しかし、当日になって印字が薄いバーコードが読み取れないリーダーがたくさんあることが分かり、作業が一時ストップ。

調べてみると、私がテストしたものと違う機種で問題が発生していることが発覚。慌てて、その機種を棚卸当日の使用から外したことです。

バーコードリーダーで読み取りできないQRコード

QRコードも読み取れない場合があります。

  1. QRコードが小さすぎる
  2. QRコードの上に画像などがあり、大半が隠れている(バーコードの欠け、汚れに相当)

しかし、バーコードに比べると欠けや汚れにも強いです。

家庭用インクジェットプリンタで、様々な大きさのQRコードを作って、読み取り可能かどうかを確かめましたが、明らかにバーコードよりも許容範囲は広かったです。

印刷精度もバーコードより粗めでも大丈夫ということでしょう。

ということは、ラベルプリンタのような専用印刷機でなくても、オフィスの複合機や家庭用のインクジェットプリンタでも作成可能ということです。

【無料配布】エクセルでQRコード・バーコード一括生成フォーマット

エクセルでQR・バーコードを一括作成

今回ご紹介した方法を使って、QRコードやバーコードを一括で生成するエクセルフォーマットを作成しました。

無料でダウンロードできます。自分で作る前に、ちょっとお試しで使ってみたい・・・という場合もぜひご活用してください。

こちらのページからお申込みできます。

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【無料】QRコード・バーコードを生成できるエクセルテンプレート

 

注意:ダウンロードしたエクセルフォーマットが自由に加工できない

ダウンロードしたエクセルフォーマットのバーコードが加工できない(クリックすらできない)という状態になっている場合があります。

バーコードが加工できない

 

この場合は、「開発」タブから、コントロール選択ウィンドウを選択し、表示されているコントロールの中から、「Microsoft BarCode Control 16.0」を選択し「OK」をクリックします。

こうすることで、ダウンロードしたエクセルフォーマットのバーコード・QRコードが編集できるようになります。

※今回使用したエクセルの場合は、16.0でしたが、使用しているエクセルのバージョンにより異なる場合があります。

※詳しい手順は、「エクセルシートにバーコードを貼り付ける」で解説しています。

 

在庫管理のシステム化、お悩みの無料相談実施中です

残念ながら、在庫管理にバーコードやQRコードを導入していても、次のようなお悩みが多く寄せられます。

  • うまく活用できておらず、思った以上に効率化できていない
  • 活用をあきらめて、使わないことにした

その会社の業務を聞いてみると、そもそもシステム導入や運用の方法に問題がある(問題に気付いていないこともある)ということが多く、それはシステム導入の失敗と言えます。

バーコード・QRコードを導入すれば、間違いなく在庫管理の効率化やミス低減に役立つので、ぜひ取り入れることをお勧めします。

  • 在庫管理にバーコードやQRコードを導入したい。
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